【2023年版】オウンドメディアのデザイン事例23選! ポイントも解説 | フリーランス・業務委託採用|クロスデザイナー

【2023年版】オウンドメディアのデザイン事例23選! ポイントも解説

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近年、企業がオウンドメディアを運用することが当たり前になってきました。

しかし、「どのような目的で運用するのか」「誰にどんな情報を届けたいのか」などによってデザインやコンセプトは大きく異なるため、「どのようなデザインにすれば良いのか」と悩む方も多いのではないでしょうか。

本記事ではオウンドメディアのデザイン参考事例と解説、制作方法や成果につながるデザインのポイントについて解説します。

自社に合ったオウンドメディアのデザインを考えるうえでの参考にしてください。

オウンドメディアのデザインが重要な理由

オウンドメディアにおいて、デザインは記事やメディアを表現する手段として重要な役割を持っています。デザインによって「親しみやすさ」「高級感」など読み手が受け取るイメージが変わります。そのためにも、誰に、どんな情報をどのような形で届けるか、逆算してデザインを決めましょう。

オウンドメディアにおいてデザインが重要な理由は以下の3つが挙げられます。

・ユーザーの好感度が上がる
・ユーザーに情報を届けやすくなる
・ブランディングにつながる

1. ユーザーの好感度が上がる

内容が充実したクオリティの高い記事があったとしても、操作性や読みやすさに難があるようなUI設計がされているメディアでは、ユーザーは記事を読むことで得られる満足感よりもストレスの方が感じやすいでしょう。

逆にいえば、洗練されたデザインで機能性が高く、直感的に「このサイトは使いやすい、居心地が良い」と感じてもらうデザインを実装することで、ユーザーは長時間滞在し、価値あるメディアだと認識してくれます。

このように、メディアに訪れたユーザーがノンストレスで欲しい情報に辿り着けるようなデザインはユーザーの好感度を上げます。思わず人に話したくなるため、口コミの増加やリピート率の向上が期待できます。

2. ユーザーに情報を届けやすくなる

ユーザーにとって見やすいデザインにすることで、情報をキャッチしやすくなります。デザインにこだわりすぎるあまり、読みたい記事が探しにくかったり、使いにくいサイト設計になってしまっていては意味がありません。

見やすいデザインは、結果的にユーザーに伝えたい情報が伝わりやすくなるというメリットがあります。

3. ブランディングにつながる

オウンドメディアの運用目的に沿ったデザインを採用することで、ブランド価値を高めることができます。

例えば士業系のノウハウを扱うオウンドメディアであれば知的さや信頼性を表すような青色を基調とし、ミニマムなアイコンイラストを随所に用いることで分かりやすさも担保したシンプルなデザインが良いでしょう。一方、介護系のオウンドメディアであれば人の温かみや健康的な印象を与えるためにオレンジや緑を用いつつ、人の写真を多めに掲載することで安心感を演出できます。

このように業界職種によって適したデザインは様々です。

メッセージとデザインが一致していることで、ユーザーは企業が提供する商品やサービスの品質や価値をイメージしやすくなり、自然とブランディングへとつながっていきます。

オウンドメディアデザイン事例23選

ここで参考になるオウンドメディアのデザイン事例を23選紹介します。

どのメディアもユーザーを引き寄せることに成功しているメディアですが、業種や企業ビジョンによってデザインの優先ポイントが異なってきます。ぜひ、参考にしてください。

・KAI-YOU(株式会社カイユウ)
・OnLINE(LINE株式会社)
・サイボウズ式(株式会社サイボウズ)
・LIG(株式会社LIG)
・ferret(株式会社ベーシック)
・THE BAKE MAGAZINE(株式会社BAKE)
・アマノ食堂(アサヒグループ食品株式会社)
・Red Bull(レッドブル・ジャパン株式会社)
・Workship MAGAZINE(株式会社GIG)
・watashi+(株式会社資生堂)
・VERY(株式会社光文社)
・SHIPS MAG(株式会社SHIPS)
・北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)
・となりのカインズさん(株式会社カインズ)
・Lidea(ライオン株式会社)
・withnews(株式会社 朝日新聞社)
・ジモコロ(株式会社アイデム)
・メルカン(株式会社メルカリ)
・TRIAL MAGAZINE(株式会社トライアルカンパニー)
・More Life Lab.(株式会社テラジマアーキテクツ)
・旅ブロ(旅行会社HIS)
・みちくさガイド(株式会社星野リゾート)
・タイミーラボ(株式会社タイミー)

1. KAI-YOU(株式会社カイユウ)

▲出典:KAI-YOU(株式会社カイユウ)

https://kai-you.net/

「KAI-YOU.net」は、メディア事業、マーケティング事業、クリエイティブ事業を手がける株式会社カイユウが運営するオウンドメディアです。ポップカルチャーをメインに、インターネット、音楽、アニメ、ゲームなどの情報を網羅しています。

サイト内は、本・文芸、情報化社会、アニメ・漫画、イラスト・アート、音楽・映像、ゲーム、ストリートの7つのカテゴリーに分けられており、ユーザーが読みたい記事へと簡単にアクセスできるように工夫されています。また、記事が埋もれないように配慮されています。

特に目を引くのは、現代的なイラストや画像が多数掲載されたアイキャッチです。全体的にワクワクするようなデザインであり、魅力的なコンテンツが提供されていることが伝わります。

2. OnLINE(LINE株式会社)

▲出典:OnLINE(LINE株式会社)

https://line-online.me/

LINE株式会社が運営するオウンドメディア「OnLINE」は、「LINEでは、こうしてます」というコンセプトのもと、社内の取り組みや挑戦、社員の様子をインタビュー形式で発信しています。主な目的は、人材採用に向けた情報発信です。

記事は、「VISION」「CULTURE」「WORKS」の3つのカテゴリーに分かれており、分かりやすく整理されています。シンプルなデザインで、LINEのチャットアプリを連想させるグリーンを基調としたカラーリングが統一感を生み出しています。コーポレートカラーが目立ち、ブランド認知に繋がっています。

3. サイボウズ式(株式会社サイボウズ)

▲出典:サイボウズ式(株式会社サイボウズ)

https://cybozushiki.cybozu.co.jp/

「サイボウズ式」は、ソフトウェア開発を手がける株式会社サイボウズのオウンドメディアです。コンセプトは「新しい価値を生み出すチームのメディア」。オープンで親しみやすいデザインで、気軽に記事を読めるのが特徴です。優しい色合いやコミカルなアイキャッチを多用し、難しそうな内容でも読みたくなるような工夫がされています。

記事の内容はビジネスに関するものが多く、組織や仕事にまつわる深刻な悩みも扱っていますが、会話形式で話が進んだり、分かりやすい表現が使われたりすることで、最後まで読み進めることができます。また、つい頷いてしまうような共感できる内容も多く、誰もが楽しめる設計になっています。

4. LIG(株式会社LIG)

▲出典:LIG(株式会社LIG)

https://liginc.co.jp/

Web制作を専門とする会社が運営するオウンドメディアです。最初に目を引くのは、Web制作会社ならではのアニメーションが使われたファーストビューです。

実務で役立つWeb制作やビジネスのアイデアを幅広く提供しています。さらに、ライターの個性が光るおもしろい記事も豊富で、社員の写真を使った強烈なアイキャッチやレビューなども魅力の一つです。

社内の雰囲気や様子を伝えるコンテンツも多数あり、Webサイト制作というジャンルで差別化を図るのは難しい中、ファンを獲得することに成功しています。

5. ferret(株式会社ベーシック)

▲出典:ferret(株式会社ベーシック)

https://ferret-plus.com/

Webマーケティングなど、ツール開発事業などを行う株式会社ベーシックでは、「マーケターのよりどころ」をコンセプトにメディアを運営しています。グローバルナビは記事のカテゴリーではなく、お役立ち資料やイベント情報などを設定しているところが特徴的です。

記事のアイキャッチには、カテゴリーが一目で分かるように記載されるなど、読みやすくなる工夫がされています。自社のコンサルタント事業で蓄積したノウハウを分かりやすくまとめ、ユーザー目線に立ったコンテンツが魅力です。

6. THE BAKE MAGAZINE(株式会社BAKE)

▲出典:THE BAKE MAGAZINE(株式会社BAKE)

https://bake-jp.com/magazine/

THE BAKE MAGAZINEは、チーズタルトを中心にスイーツの販売を手がける株式会社BAKEのオウンドメディアです。「おいしいは、しあわせにBAKE(バケ)る。そこには、ストーリーがある」というコンセプトをもとに、お菓子・人・つながりをテーマに発信を幅広く行っています。

優しい色合いで統一されたデザインと、美味しそうなスイーツのアイキャッチが目を引き、オンラインショップへの購買も促進させています。また、デザイナーへのインタビューやブランドの信念、食材へのこだわり、働き方、生産者紹介など、多種多様なコンテンツを取り上げ、採用活動へもつなげています。

7. アマノ食堂(アサヒグループ食品株式会社)

▲出典:アマノ食堂(アサヒグループ食品株式会社)

https://amanoshokudo.jp/

アサヒグループ食品株式会社が運営する、旬の食材やレシピ、常連さんコラム、調理道具などを紹介するオウンドメディアです。記事には写真がふんだんに使われており、初心者の「そこが知りたかった!」をカバー。記事を読むだけで調理工程をイメージできるので、作ってみたくなる内容に仕上がっています。

レンチン簡単テクニックなど、一目見てクリックしたくなるアイキャッチ画像が魅力です。また、優しい雰囲気のイラストやシンプルな写真を使い、大手レシピサイトとは違うポジションを確立しています。親しみやすい雰囲気のある、ナチュラルなサイトに仕上がっています。

8. Red Bull(レッドブル・ジャパン株式会社)

▲出典: Red Bull(レッドブル・ジャパン株式会社)

https://www.redbull.com/jp-ja/

レッドブル・ジャパン株式会社が運営するオウンドメディアは、スポーツやアスリートを中心にコンテンツを発信しています。サイトトップは大画面のビジュアルで、シンプルでありながらダイナミックで躍動感のあるデザインが特徴です。

自社製品を使ったレシピや、リサイクルなどの環境の取り組みのコンテンツもあり、スポーツドリンクだけではない企業イメージの構築にも貢献しています。全体的にエネルギッシュな写真や動画を使用し、レッドブルのブランディングにも一役買っています。

9. Workship MAGAZINE(株式会社GIG)

▲出典:Workship MAGAZINE(株式会社GIG)

https://goworkship.com/magazine/

フリーランスや副業に関する情報を提供する、日本最大級のオウンドメディアです。ファーストビューにはおすすめ記事がピックアップされており、初めての人にも分かりやすい知識が満載です。

「ENGINEER、DESIGNER、MARKETER、FREELANCE、BUSINESS」といった職種別カテゴリーで、自分に合った記事を簡単に見つけることができます。また、フリーランス・副業人材専門の求人・案件検索プラットフォーム「Workship」へのリンクも掲載されており、気になる職種にすぐ応募できる点も魅力の一つです。

10. watashi+(株式会社資生堂)

▲出典:watashi+(株式会社資生堂)

https://www.shiseido.co.jp/wp/index.html

watashi+は株式会社資生堂が運営する、美容に特化したオウンドメディアです。白をベースとした清潔感あふれるデザインに、赤やピンク、紫といった色を取り入れることで、優しい雰囲気を演出しています。

スマホで自分の顔を撮影すると肌分析ができる「肌パシャ」やオンライン美容相談など、自分に合ったスキンケアやメイク方法を提案するコンテンツが充実しており、女性ユーザーからの支持を集めています。また、メイクのシミュレーションや肌質の診断結果から商品を紹介し、直接購入できる機能もあり、利便性が高く、顧客獲得に貢献しています。

11. VERY(株式会社光文社)

▲出典:VERY(株式会社光文社)

https://veryweb.jp/

30代の主婦層をメインターゲットとする雑誌VERYのオウンドメディアです。美容やファッション、ライフスタイルの豆知識を発信しています。白をベースにした清潔感あふれるサイトデザインで、無駄を省いたシンプルなデザインとすることで、写真が目立つようになっています。ショッピング機能もついており、占いなど女性に人気のコンテンツが充実しています。

12. SHIPS MAG(株式会社SHIPS)

▲出典:SHIPS MAG(株式会社SHIPS)

https://www.shipsltd.co.jp/shipsmag/

セレクトショップの運営を行う「株式会社SHIPS」のオウンドメディアです。白とネイビーを基調としたシンプルな配色で、まるでファッション雑誌を見ているようなサイトデザインになっています。

著名人のインタビューやプレスが最近買ったお気に入りの紹介や全身コーディネートの写真など、ファッションに関する様々な情報を発信しています。

13. 北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)

▲出典:北欧、暮らしの道具店(株式会社クラシコム)

https://hokuohkurashi.com/

株式会社クラシコムが運営しているオウンドメディアです。自社製品に関する情報や暮らしのアイデアを発信しているだけでなく、ECサイトも兼ねている点が特徴です。質の高いコンテンツを発信することでユーザーとの信頼関係を構築し、商品の購買につなげることに成功しています。

シンプルで見やすく、「北欧の暮らし」という世界観が伝わるすっきりとしたおしゃれなサイトデザインとなっています。色味を抑えたデザインにすることで、各商品の色が映え、より魅力的に見せています。商品と記事を分けて検索できるため、ユーザーの使い分けに対応しています。また、ショッピング機能があり、商品を簡単に購入できる点も魅力の一つです。

14. となりのカインズさん(株式会社カインズ)

▲出典:となりのカインズさん(株式会社カインズ)

https://magazine.cainz.com/

カインズホームのオウンドメディア「となりのカインズさん」は、ホームセンターの特色を生かしたユニークなコンテンツが盛りだくさんです。

商品の紹介や専門家へのインタビューはもちろん、植物のトラブルやペットの飼い方、DIYなど、多彩なテーマで好奇心を刺激するコンテンツが充実しています。そんな魅力的なコンテンツが、カインズホームへ行って買い物したくなる気持ちを誘います。「ホームセンターを遊び倒すメディア」の感覚に浸れるメディアです。

15. Lidea(ライオン株式会社)

▲出典:Lidea(ライオン株式会社)

https://lidea.today/

「Lidea」は、LION と ideaを組み合わせたことばで、ライオン株式会社が運営する生活情報発信のオウンドメディアです。ライフスタイルや健康に関する情報を中心に、ライオンの商品やサービスについても紹介しています。また、専門家によるコラムや、ライフスタイルに役立つハウツー記事、プレゼントキャンペーンなど、様々なコンテンツが展開されています。

子育て層がメインのユーザー層であり、馴染みやすいイラストを使用したアイキャッチも特徴です。コーポレートカラーの緑色をオウンドメディアにも活かしており、優しい雰囲気のサイトデザインです。

16. withnews(株式会社 朝日新聞社)

▲出典:withnews(株式会社 朝日新聞社)

https://withnews.jp/

「withnews」は朝日新聞社が運営するオウンドメディアで、新聞には載っていないニッチなコンテンツを掲載しています。ネットで話題になった話題の真意を調べるなど、独自性のあるコンテンツを発信し、他の新聞との差別化を図っています。このことで、新聞を読まない若年層へのアプローチにも成功しています。

また、ユーザーからの取材リクエストにも応え、記者が取材を行い、濃い内容の記事を掲載していることも特徴的です。見やすいレイアウトと多彩な写真やイラストも、サイト内の閲覧を促す工夫がされています。withnewsは、朝日新聞社の新聞記事とは異なる、独自の魅力を持つオウンドメディアの一つと言えます。

17. ジモコロ(株式会社アイデム)

▲出典:ジモコロ(株式会社アイデム)

https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/

「ジモコロ」は、地元の求人情報に特化したイーアイデムとWebコンテンツ制作を手掛ける「バーグハンバーグバーグ」のローカルを軸とする編集チームHuuuuが共同運営するメディアです。

全国各地の地元に根差したおもしろネタやスポット紹介など、多彩なコンテンツが記事や漫画として掲載されています。また、カテゴリが細分化されているため、目的に合った記事を素早く見つけることができるデザインも特徴の一つです。

インパクトのあるアイキャッチと、飽きさせないデザインとエンタメ性の高いコンテンツにより、読者に強い印象を与えています。また、「ジモコロ」は「イーアイデム」への認知やアクセスを促進することで、求職者と企業のマッチングにつなげています。

18. メルカン(株式会社メルカリ)

▲出典:メルカン(株式会社メルカリ)

https://mercan.mercari.com/

フリマアプリで知られる株式会社メルカリでは、「メルカリの「人」を伝える」目的で採用オウンドメディアの「メルカン」を運営しています。

社員に焦点を当てたインタビューやポッドキャストなど、採用に関するコンテンツだけでなく、会社全体の情報を提供するプラットフォームとしても活用されています。コーポレートカラーの赤はアクセントカラーとして使用し、レイアウトをシンプルにすることで、コンテンツを見やすくしています。

19.  TRIAL MAGAZINE(株式会社トライアルカンパニー)

▲出典:TRIAL MAGAZINE(株式会社トライアルカンパニー)

https://www.trial-net.co.jp/mag/

株式会社トライアルカンパニーが運営するオウンドメディア、「TRIAL MAGAZINE(トライアルマガジン)」は、日用雑貨・食品・衣料などを扱う同社の商品にフォーカスしたオウンドメディアです。

惣菜へのこだわりを職人にインタビューした記事や、時短レシピなどの食のコンテンツが充実しており、読者からの人気も高いです。掃除や節約などのライフスタイルに関するコンテンツも提供しています。

見やすさにもこだわり、写真を大きく使ったレイアウトが特徴的です。また、記事ランキングや人気キーワードの紹介などの機能面も充実しており、読者にとって身近で役立つ情報を提供することに力を入れています。さらに、近くの店舗を検索できる機能もあり、直接購買につながる導線も作り込んでいます。

20. More Life Lab.(株式会社テラジマアーキテクツ)

▲出典:More Life Lab.(株式会社テラジマアーキテクツ)

https://morelifelab.jp/

株式会社テラジマアーキテクツが手がけるオウンドメディア「More Life Lab.」は、建築家の視点で考える、より良い暮らしを実現する家づくりメディアです。美しい住まいの写真が目を引く上品なデザインが特徴的です。

住まいに関する専門家の技術やデザインについて紹介しています。カテゴリーは「建築家の視点」「住まいを語る」「住まいを学ぶ」「暮らしを彩る」の4つ。家づくりに役立つ情報や丁寧な暮らしのヒントなど、幅広いコンテンツを提供しています。また、住まいに合わせた家具の選び方や換気の方法など、実践的なアドバイスも満載です。

21. 旅ブロ(旅行会社HIS)

▲出典:旅ブロ(旅行会社HIS)

https://blog.his-j.com/main/pc_main.html

大手旅行会社の旅行会社HISのオウンドメディアです。世界中の現地支店スタッフがリアルタイムで情報を発信しています。国別にコンテンツがあり、ピンポイントで欲しい情報を取得できます。

テーマ別ブログでは「車椅子」「バリアフリー」もあり、シニア層にもアプローチしています。シンプルでわかりやすいデザインになっており、迷うことなく欲しい情報を見つけることができます。旅行に関するあらゆる情報が充実しているので、旅行前の準備に役立つでしょう。

22. みちくさガイド(株式会社星野リゾート)

▲出典:みちくさガイド(株式会社星野リゾート)

https://www.hoshinoresorts.com/guide/

「株式会社星野リゾート」のオウンドメディアは、その土地ならではのものを紹介するコンテンツに特化しています。地元のおすすめの飲食店や観光スポット、旅行のモデルコースを紹介するコンテンツが豊富で、旅行の計画を立てるのに最適です。シンプルなデザインで、観光地ならではの美しい写真が目を引きます。

さらに、子連れ、愛犬と一緒に旅行したい方、体験を重視する方向けなどのニーズにも対応し、それぞれのジャンルから検索できます。予約サイトへのリンクもあるため、旅行の計画から予約までをスムーズに進めることができます。

23. タイミーラボ(株式会社タイミー)

▲出典:タイミーラボ(株式会社タイミー)

https://lab.timee.co.jp/

株式会社タイミーが運営するオウンドメディア「タイミーラボ」は、スキマバイトに特化した情報発信を行っています。サイトのメインカラーである黄色が元気いっぱいの雰囲気を演出しており、激レアバイトの潜入取材や花屋の卸バイトの体験記事など、好奇心をくすぐるコンテンツが盛りだくさんです。

また、給与明細の見方や単発バイトでの安全な働き方の心得など、働く人の不安や疑問を解消するコンテンツも充実しています。職種別に見ることができる記事も多く、様々な職種の体験記事は、「スキマバイト」という働き方の認知向上とバイト探しの促進に一役買っています。

オウンドメディアデザインで抑えるべき3つのポイント

オウンドメディアのデザインは情報をわかりやすく届けようとするあまりシンプルになり、独自性を出しにくくなる側面もあります。

ここでは、オウンドメディアのデザインを考える際に、抑えるべき3つのポイントについて紹介します。

・目的を明確にする
・コーポレートカラーや企業文化を出す
・スマートフォンで見やすいデザインにする

1. 目的を明確にする

オウンドメディアのデザインを行うには、まず明確な目的を定めることが重要です。「誰に」「何を」「どのように伝えたいのか」という方向性を明確にし、そのコンセプトに合わせてデザインを進める必要があります。

たとえオシャレでインパクトのあるデザインでも、そのテイストがターゲットに合っていなければ、本来の目的を達成することはできません。

具体的には、認知度向上やブランディング、採用など、目的に合わせてオウンドメディアのデザインを決定することが大切です。さらに、オウンドメディアを訪れたユーザーにどんな感情やアクションを起こして欲しいのかイメージしましょう。これらを踏まえた上で、効果的なデザインを行い、目的達成につなげていきましょう。

2. コーポレートカラーや企業文化を出す

企業によってはロゴやカラーコードなど、コーポレートカラーが規定されていることがあるでしょう。オウンドメディアのカラーを企業のコーポレートカラーと一致させることで、ユーザーに認識してもらいやすくなります。

たとえば、LINEが運営するOnLINEでは、LINEアプリでおなじみの緑を基調としています。このカラーはLINEアプリの世界観を表現し、同社の文化を伝える目的にぴったり合っています。オウンドメディアは企業活動と連動しているため、サイトを見た時に、会社のことが想起されることでブランディングにもつながるでしょう。

3. スマートフォンで見やすいデザインにする

スマートフォンからのアクセスを想定してデザインすることも重要です。パソコンで作成したデザインをスマートフォンで見ると、ページが切れたり、文字が小さかったり、ボタンが小さくタップしにくいということが起こり、離脱されるおそれがあります。

総務省が毎年実施している通信利用動向調査によると、スマートフォンの普及が進んでおり、8割以上の世帯で保有しているというデータがあります。利用率が高いデバイスに応じてデザインを制作しなくてはなりません。

オウンドメディア3つの制作方法

オウンドメディアの制作方法は主に外注と自社制作に分かれます。

ここでは3つの制作方法について紹介します。

・自社で制作する
・制作会社に依頼する
・フリーランスデザイナーに依頼する

1. 自社で制作する

デザインスキルを持った人材が社内に入れば、オウンドメディアのデザイン制作を自社で行うことが可能になります。

自社でデザイン制作を行うことで、必要に応じてデザインやレイアウトの変更、コンテンツの追加などを迅速かつ柔軟に対応することができます。

しかし、デザイン制作にはリソースが必要です。一人の担当者に負荷がかからないように、準備から制作までの工程を把握し、いつまでにどの作業をどのように依頼するかなど社内ルールを決める必要があります。

2. 制作会社に依頼する

自社でデザインが難しい場合は、デザイン制作会社に依頼しましょう。

オウンドメディアのデザインを制作会社に依頼するメリットは、Wedデザインやコーディングにとどまらず、集客戦略からマーケティング、運用サポートなど、幅広い工程も専門家に相談し、予算に応じて包括的に取り組んでもらえる点です。

ただし、デザイン制作は内容によって大きく費用が異なります。デザイン制作会社の特徴はさまざまなため、必要な予算と要望を書き出してから検討しましょう。

3. フリーランスデザイナーに依頼する

Webデザイナーとして実績のあるフリーランスに依頼する方法もおすすめです。

依頼に応じて細かいニーズに応えてくれるメリットがあります。また、制作時間が短く、制作コストも抑えられる場合があります。

ただし、フリーランスによっては品質にばらつきがあることに注意が必要です。依頼する前にポートフォリオをチェックし、スキルや実績を確認することが重要です。他にも、契約内容や納品期限、報酬の金額なども明確にしておきましょう。

オウンドメディアを作りたいなら経験豊富なフリーランスデザイナーが揃っているクロスデザイナーがおすすめ!

オウンドメディアのデザインの役割や実例、抑えるべきポイントについてお伝えしてきました。

オウンドメディアのデザインはただおしゃれにすれば良いものではなく、どんなターゲットにどのような情報を届けるか、という目的がまずは重要です。目的によってオウンドメディアのアプローチ方法は変わります。

今回紹介したさまざまな企業のオウンドメディアのデザイン事例を参考に、自社に適したデザインを考えてみてください。

なお、自社に専門家がいない、費用を抑えつつ、クオリティの高いオウンドメディアを制作したいのなら、フリーランスデザイナーが揃っているクロスデザイナーがおすすめです。

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西原 小晴
記事を書いた人
西原 小晴

セールスライター/コンテンツディレクター。合同会社ウォンバット。京都府立大学農学部卒。印刷会社・マーケティング会社・デザイン会社にて知見を深め、累計8億以上の売上をサポートする。化学・製造DX・Webデザイン・ライティング・マーケティング分野が専門。