即戦力のデザイナーを採用するには?探し方とおすすめサービス5選 | フリーランスデザイナー・業務委託採用|クロスデザイナー

即戦力のデザイナーを採用するには?探し方とおすすめサービス5選

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デザイナーといえばデザインスキルが重視される傾向にありますが、即戦力を求める場合、デザインスキル以外にも着目すべきスキルがあります。そもそも即戦力といっても、求めるスキルは採用側のリソースによって異なるものです。

「いったいどの程度のスキルがあれば即戦力といえるのか」「どこで探せば即戦力のデザイナーは見つかるのか」と悩んでいる担当者もいるのではないでしょうか。

この記事では、即戦力をもつデザイナーを採用する方法について解説します。探し方やおすすめのサービスを5選ご紹介しますので、参考になさってください。

即戦力デザイナーの採用が難しい理由

近年、デザインを経営に取り入れる企業の増加により、デザイナーの需要が高まりつつあります。デザイナーの人口は需要を満たせるほどいないため、即戦力を持つデザイナーの採用は難しくなっているのです。さらにデザインにはトレンドがあり、つねに新しい技術を身につけるための学習と成長が求められます。

デザインには明確な評価基準はなく、採用時に実務経験を重視している企業も少なくありません。職種柄、数年間経験を積むと独立する人も多く、働き方の多様化にともない仕事の獲得経路も増えたことから、これまでの採用方法では即戦力をもつデザイナーの採用が難しくなっているのです。

以下の資料ではデザイナーを取り巻く環境や採用するための方法についてまとめています。無料でダウンロードいただけますので、ぜひお役立てください。


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即戦力をもつデザイナーを採用する方法

即戦力をもつデザイナーを採用するには、まず企業側で準備しておくことがあります。

  1. 求める人物像・スキルを明確にする
  2. 採用手法を選定する
  3. 働き方を見直す
  4. 福利厚生・待遇面を見直す

それぞれ簡単に解説します。

1. 求める人物像・スキルを明確にする

即戦力といってもリソースによってデザイナーに求める能力は異なります。まずは社内のリソースを洗い出して、補填したいスキルを明確にすることが大切です。

たとえばWebデザインを任せるにしても、コーディングまで対応してほしいケースもあるのではないでしょうか。ディレクションやマネジメントまでお願いするなら、プロジェクトを率いた経験を重視するなど選考基準を設けて、求める人物像やスキルを明確に定めておきましょう。

採用したい人物のスキルや役割、経歴などをくわしく書いたものをジョブディスクリプションといいます。ジョブディスクリプションをしっかりと作成しておくことで、ミスマッチを防ぐことが可能です。


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ジョブディスクリプション作成ガイド

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2. 採用手法を選定する

即戦力をもつデザイナーは積極的に求職活動をしなくても引く手あまたであることが高く、求人媒体をチェックしていない可能性があります。求人媒体で募集をかけても応募がくる可能性は低いと考えたほうがよいでしょう。

近年は採用手法も変化しており、企業から直接アプローチをかけるダイレクトリクルーティングやスカウト、エージェントサービスなど即戦力人材の採用手法もさまざまなものがあります。どうすれば求めるデザイナーを採用できるのか、即戦力人材の採用に見合った採用手法を選びましょう。

3. 働き方を見直す

優秀な人材はワークライフバランスを大切にする傾向があるため、自社を選んでもらうには働き方の見直しが必要です。近年は働き方の多様化にともない、リモートワークやフリーアドレス、フレックスタイムなど働き方も多様化しつつあります。

誰でも自分が働きやすいと感じるところを選ぶため、従来の働き方のままだと募集をしても応募がこない可能性があります。即戦力をもつデザイナーに選んでもらうには、まずニーズの高い働き方の導入を検討してください。

4. 福利厚生・待遇面を見直す

新しい働き方の導入が難しい場合、福利厚生や待遇面を見直して興味を引く方法もあります。実際に導入されている福利厚生をご紹介しましょう。

  • 書籍購入費の会社負担
  • 外部セミナー受講支援
  • ドリンクサーバー飲み放題
  • ゴーホーム制度(帰省費用の補助)
  • パワーナップ制度(15分の昼寝休憩)
  • パラレルワーク制度

福利厚生や待遇面に大きな基準はなく、企業が独自で定めることができます。競合が多い場合、差別化を図れるツールとしても活用が可能です。どのような福利厚生がよいか社員にアンケートをとって決めてもよいでしょう。

即戦力デザイナーのスキルと条件

即戦力をもつデザイナーに求めるスキルと条件は以下の通りです。

  • 論理的思考力
  • 提案力
  • デザインスキル
  • コミュニケーションスキル
  • ビジネス的なマインド

論理的思考力

即戦力としてすぐに活躍してもらうには、論理的思考力が欠かせません。デザイナーの仕事は顧客の抱える課題を解決することです。そのため、調査データを分析し、論理的思考にもとづいたデザインを行うスキルが求められます。

論理的思考力を備えていれば、イメージや抽象的な要素も言語化が可能です。

関連記事:デザイナー採用基準のポイント7つ!採用基準の設定方法も解説

提案力

提案力をもつデザイナーは、企業の成長に貢献します。提案力とは課題を発見して解決に向けた方法を伝える力のこと。即戦力をもつデザイナーならこれまでの経験をもとに、新しいデザインのアプローチや改善点を発見したうえで提案できるのです。

指示待ち型ではなく、自ら「こうしたほうがより良くなるのでは?」とアイデアを出してくれるため、即戦力として活躍できるでしょう。

デザインスキル

即戦力を求めているわけですから、基礎的なスキルだけではなく、応用力もチェックしなければなりません。実際のスキルを判断するにはポートフォリオがおすすめです。

ポートフォリオでは、これまでの実績にくわえて、センスやタッチなどデザインスキルをチェックできます。レイアウトやトリミング、フォント、配色などの知識についても確認しておきましょう。

ポートフォリオはWebと紙があり、どちらでもチェックできれば問題はありませんが、募集職種にあわせたポートフォリオが用意されていると、実践的なスキルを判断することが可能です。

関連記事:ポートフォリオの採用基準とは?効率的に採用するための6つの評価ポイント

コミュニケーションスキル

即戦力をもつデザイナーは経験値が高く、ディレクションやマネジメントなど上流工程を経験しています。他職種やメンバーと円滑に業務を進める大切さやコツを知っているため、初めて入った職場でもどのように立ち回ればよいのか瞬時に理解するものです。

デザイナーのコミュニケーションスキルが高くても職場環境があわずに離職する可能性もあります。まずは業務委託契約で入ってもらって、職場の雰囲気など確認する期間を設けてもよいでしょう。

ビジネス的な視点

売れ続けるためのデザインを制作するには、変化するニーズにあわせて成長させるスキルが必要です。それは、ユーザーに寄り添える共感力と、くみ取ったニーズから課題を特定するための問題解決能力です。

こうしたスキルをもつデザイナーはデザインの目的やゴールを理解したうえで制作できるため、すぐに貢献できると考えてよいでしょう。

即戦力をもつデザイナーの探し方5つ

即戦力をもつデザイナーを探すには、以下の5つの方法があります。

  1. 人材エージェント
  2. 求人広告
  3. ダイレクトリクルーティング
  4. リファラル採用
  5. クラウドソーシング

1. 人材エージェント

人材エージェントを活用することで、求めるスキルをもつ即戦力デザイナーを探せます。エージェントは登録データベースより、企業の希望条件にマッチした人材を見つけて提案してくれるのです。

業界のトレンドやニーズに精通したエージェントと出会うことができれば、より採用要件にあったデザイナーを紹介してくれるでしょう。

2. 求人広告

大手求人サイトで募集して応募を待つ方法は、従来からある採用手法のひとつです。テンプレートにそって仕事内容や勤務時間などを記載して公開します。競合が多い業界だと募集要項が埋もれてしまう可能性があるため、工夫が必要です。

企業の魅力や仕事の魅力を伝えることで、求職者の興味を引くことができます。掲載には出稿費用がかかるため、あらかじめ予算の確保も必要です。

関連記事:魅力的な募集要項の書き方は?記載すべき項目や注意点まで解説

3. ダイレクトリクルーティング

ダイレクトリクルーティングとは、企業側から直接アプローチをかける採用手法です。採用要件を満たすデザイナーへ自社の魅力を伝えて採用につなげます。ダイレクトリクルーティングを成功させるには、デザイナーと直接出会わなければなりません。

そこで近年は、ミートアップが採用活動に多く活用されています。カジュアルな雰囲気で企業の魅力を知ることができるとして、求職者からも注目を集めています。

関連記事:ミートアップとは?採用にも活用できる手法やメリット、成功するためのポイントを解説

4. リファラル採用

リファラル採用は、企業で働く社員の紹介によって採用へつなげる手法です。社員に動いてもらうため、求人広告費などはかかりません。事前に求める人物像などを共有しておくことで、社員が友人や知人などのネットワークより要件を満たしたデザイナーを探してくれます。

求職活動を行う前の状態でアプローチをかけるチャンスもあるため、即戦力人材の獲得に効果的です。

関連記事:リファラル採用とは?メリット/デメリット、費用を解説

5. クラウドソーシング

クラウドソーシングはフリーランスのデザイナーが登録しているサービスのひとつです。職種やスキル、年齢層、評価など条件を絞って検索できます。一人ひとりのポートフォリオをチェックして、気になるデザイナーがいればメッセージを送ります。

採用までに時間がかかるケースもあるため、ゆとりがある場合におすすめの方法です。

ほかにもクラウドソーシングには、募集要項を掲載して応募を待つ公募や、フリーランスに直接メッセージを送り交渉をして採用へつなげる方法もあります。

即戦力デザイナーが見つかるおすすめのサービス5選

経験もスキルもある即戦力をもつデザイナーが見つかるサービスを5選ご紹介します。

1. クロスデザイナー

クロスデザイナー』はフリーランスデザイナー専門のエージェントサービスです。登録する約7,000人の即戦力デザイナーの中から、要望に沿った人材を紹介してもらえます。

プロジェクトで必要なときにアサインできるため、採用コストを抑えることが可能です。料金は月額費用のみで稼働調整なども相談可能。採用に関する契約まわりもサポートしてもらえます。

「優秀な人材が見つからない」「即戦力をもつデザイナーを採用したい」といった課題の解決が可能です。

職種Webデザイナー、UI/UXデザイナー、UIデザイナー、グラフィックデザイナー、DTPデザイナーなど
契約方式業務委託契約(準委任契約)
運営会社株式会社GIG

2. Workship

Workship』はフリーランス・副業人材専門の求人・案件検索プラットフォームです。デザイナーやマーケター、エンジニアなどIT関連職の人材データベースから、求めるスキルを持つ人材へ直接アプローチが可能です。

AIによるスコアリング技術により、フリーランスとの適合性をひと目で確認できます。成果報酬型のため、フリーランスを探している間は無料です。低コストでハイスキル人材を採用したい方におすすめのサービスです。

職種デザイナー、エンジニア、プロジェクトマネージャー、編集・ライター、広報など
契約方式業務委託契約(準委任契約)
運営会社株式会社GIG

3. レバテック

▲出典:レバテッククリエイター

レバテッククリエイター』は、Web・ゲーム業界のフリーランスクリエイターを支援するエージェントサービスです。登録クリエイターを一人ひとりヒアリングしたうえでスキルをデータ化。専門知識をもつコーディネーターが要望に沿った人材を提案してくれます。

職種デザイナー、ディレクター、ゲームクリエイターなど
契約方式業務委託契約(準委任契約)
運営会社レバテック株式会社

4. ITプロパートナーズ

▲出典:ITプロパートナーズ

ITプロパートナーズ』は、デザイナーやエンジニア、マーケターなどIT専門職のエージェントサービスです。事業課題や採用課題などをヒアリングしたうえで、約4万人の独自データベースより、要望にあった人材のレジュメを最短60分で届けてくれます。

職種エンジニア、デザイナー、マーケター、事業責任者・プロデューサーなど
契約方式業務委託契約
運営会社株式会社Hajimari

5. Wantedly

▲出典:Wantedly

Wantedly』は、ビジネスSNSとしてビジネスの情報収集だけではなく、人脈づくりにも活用できるサービスです。企業ページで理念やビジョンを発信して、共感を集めます。給与や待遇面以外の環境を重視する優秀なデザイナーを採用したい方におすすめです。

職種エンジニア、デザイナー、セールス、マーケティングなど
契約方式
運営会社ウォンテッドリー株式会社

関連記事:デザイナーを探せるマッチングサービスは?おすすめサイト11選|選び方や獲得のコツも解説

即戦力デザイナーの採用事例

フリーランスデザイナー専門のエージェントサービス『クロスデザイナー』より、即戦力デザイナーの採用事例を3社ご紹介します。

1. 株式会社MFS様

株式会社MFSは、事業成長にともなうリソース不足から即戦力デザイナーを探していました。フリーランスのデザイナーの柔軟性と対応の迅速さに魅力を感じており、クロスデザイナーへ依頼。

フルリモート体制で働く社員が多いこともあり、オンラインのコミュニケーションスキルも重視していました。クロスデザイナーをとおして、運営元のGIGのデザイナーとサポート役のデザイナーを2名採用。カルチャーにマッチしたデザイナーを採用できたことで、リソース不足は解消され、社内メンバーは本来の業務に注力できる環境を作られています。

株式会社MFS様の即戦力デザイナーの採用事例はこちら

2. Chatwork株式会社様

Chatwork株式会社は、もともとフリーランス人材を活用されているなかで、クロスデザイナーからも2名のデザイナーを採用されました。フリーランスを採用している理由として、ハイスキルであることがあげられます。

即戦力をもつデザイナーの採用が難しく、育成するために教育コストがかかることも課題とされていました。クロスデザイナーより紹介を受けたデザイナーはスキルが高く、細かい指示をしなくてもクオリティの高いデザインを制作してくれると喜ばれています。

業務で経験を積むことで、さらにスキルが向上していることも実感されており、今後はさまざまな案件に挑戦してもらうことを検討されているようです。

Chatwork株式会社の即戦力デザイナー採用事例はこちら

3. ライズネット株式会社様

ライズネット株式会社は、社内デザイナーの異動をきっかけにデザイナーの業務委託を検討し、クロスデザイナーで2名のデザイナーと契約を結びました。クロスデザイナーを利用する前は、外注を活用していたものの、コミュニケーションコストが課題となっていました。

フリーランスのデザイナーを採用した理由は、採用コストを抑えたうえでハイスキル人材を採用できることです。実務面やコミュケーションなど、契約前の不安を払拭するために1ヶ月のお試し期間を活用されています。

デザイナーとの間にクロスデザイナーが入っていることで、パワーバランスが均等化されているのが魅力だそうです。今後は、デザイン面のサポートや上流工程での活躍を期待されています。

ライズネット株式会社の即戦力デザイナー採用事例はこちら

クロスデザイナーでは即戦力デザイナーを紹介できます

デザイナーの採用は難しいといわれているなかで、即戦力をもつデザイナーの採用はさらに困難を極めます。社内のリソース不足を補填するための採用であれば、まずは求めるスキルを明確にして欲しい人物像を定めることが大切です。求人媒体で募集をかけるなら、選んでもらえるように働き方や福利厚生を見直すことも検討しましょう。

フリーランスのデザイナーをお探しなら、クロスデザイナーが貴社のご要望にあった人材を紹介いたします。クロスデザイナーには厳選な審査を通過したハイスキルのデザイナーが多く登録しているため、貴社の抱えるデザインに関する課題を解決することが可能です。

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吉永 ゆくら
記事を書いた人
吉永 ゆくら

デザイン系の専門学校でグラフィックデザインを学ぶ。デザイン事務所に就職後、縫製業と企業の専属ライターを経てフリーランスに。デザイン・縫製・Webとものづくりの楽しさとやりがいを仕事を通して感じています。現在はオウンドメディアのコンテンツ制作を中心に活動中。