アートディレクションはフリーランスへ依頼できる?探し方のポイントも解説 | フリーランス・業務委託採用|クロスデザイナー

アートディレクションはフリーランスへ依頼できる?探し方のポイントも解説

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アートディレクションをできる人材を採用したいけど、費用をなるべく抑えたいと考えている担当者の方も多いのではないでしょうか。

近年、制作会社から独立してフリーランスとして活躍するデザイナーも増えています。フリーランスの方が比較的低価格でお願いできそうと思いつつ、アートディレクションを依頼できるのか、どのように探して依頼したら良いか、メリット・デメリットは何か不安に思うこともあるでしょう。

本記事では、フリーランスにアートディレクションを依頼する場合のメリット・デメリット、探し方やポイントなどを解説しています。

アートディレクションはフリーランスに依頼可能

結論から言うと、アートディレクションはフリーランスに依頼可能です。

広告やWebサイト、ロゴやパッケージデザインなどのアートディレクションの制作をするうえで、デザイナーやプログラマーとコミュニケーションを取りながら適切な指示をしていく必要があります。このようにアートディレクションに必要な知識やスキル、経験を持っている人であれば依頼は可能です。

特にフリーランスは元々制作会社で働いていた人が独立して活動することも多いため、スキルが高いだけでなく、営業能力やコミュニケーション能力が高いのも特徴です。

アートディレクションをフリーランスに依頼する4つのメリット

メリットを4つ紹介します。

  • コストが抑えられる
  • 必要な時だけ依頼できる
  • 早い納品が可能
  • 客観的な視点が手に入る

1. コストが抑えられる

アートディレクションをフリーランスデザイナーに依頼すれば、企業に依頼するよりもコストが抑えられます。また、自社でデザイナーを直接雇用して育成する手間も省けます。

専門スキルを持つ優秀な人材を社内に採用しようとする場合、そのスキルレベルが高いほど支払う給与も増加します。また、高いスキルを持つ人材は市場で見つけるのが難しく、その結果採用コストが高まります。

人材教育コストを節約するだけでなく、離職リスクも低減することは、経営において非常に大きなメリットです。

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2. 必要な時だけ依頼できる

フリーランスへの依頼はプロジェクト単位での契約が可能であり、長期間にわたる固定契約の縛りはありません。専門性の高いスキルを必要とするときに、そのニーズに合わせて依頼することができます。

3. 柔軟な対応が可能

個人で仕事を行うため、制作会社よりもスピード感を持って作業を進めたり、連絡がつきやすかったりと柔軟性が高いのが魅力です。制作会社では複数のスタッフが同一プロジェクトに取り組むことでクオリティの高い成果物が仕上がりますが、その分、作業に時間がかかる傾向があります。

また、複数のプロジェクトを扱うことが一般的であり、小規模な仕事が後回しにされるリスクもありますが、フリーランスはその心配がありません。

4. 客観的な視点が手に入る

フリーランスのアートディレクターを活用することで、新鮮な視点やアイデアを取り入れることができます。社内にいると視点や発想が固定されやすくなるため、外部にいる第三者からの視点は社内では気づけなかったビジネスの穴への指摘や、革新的なアプローチの提案を期待できます。

アートディレクションをフリーランスに依頼する3つのデメリット

一方、デメリットも存在します。

  • 納期遅延・音信不通のおそれ
  • 廃業のリスク
  • スキルレベルに差がある

1. 納期遅延・音信不通のおそれ

フリーランスは一人で作業しているため、怪我や病気などで仕事ができなくなった場合、納期に遅れが生じたり、最悪の場合納品ができなくなるリスクもあります。また、数は多くないものの、途中で音信不通になるフリーランスも残念ながら存在します。

一方で制作会社は複数人で作業していることもあり、一人作業ができなくなった場合に代わりの人員が補充されるため、納期遅延や音信不通の可能性は低いといえるでしょう。フリーランスに依頼する際は、その人が責任感を持って業務を遂行できるか、また万が一に備えた対策があるかを確認しておくことが重要です。

2. 廃業のリスク

アフターサポートを考えて、フリーランスに長期サポートも可能かどうかは事前に確認しておきましょう。

制作会社の場合は、担当者が退職した場合は他の人に引き継がれますが、フリーランスの場合は廃業することもあり得ます。

契約を結ぶ際には、トラブル発生時の対応についても契約書に記載することが重要です。成果物のクオリティや納期だけでなく、制作完了後のアフターサポートなど具体的な条件を明確に設定することで、安心してプロジェクトを進行することができます。

3. スキルレベルに差がある

フリーランスには様々なスキルレベルの人がいます。制作会社に所属していれば、スキルアップや研修などの訓練の機会がありますが、フリーランスは自らスキルを磨く必要があります。クオリティが自社の希望とずれないように、依頼までに必ずポートフォリオや実績を確認しましょう。

信頼できるフリーランスを見極める3つのポイント

3つのポイントを紹介します。

  1. 過去の実績やフリーランスとしての経験年数を確認する
  2. コミュニケーション能力
  3. 明確な料金体系の提示

1. 過去の実績やフリーランスとしての経験年数を確認する

依頼するフリーランスの過去の実績をポートフォリオで確認しましょう。自社が求めるレベルのものを制作できるのか、デザインの方向性は合っているのか、得意分野なども確認できます。

フリーランスの世界は競争が激しく、実力のない人は生き残れません。そのため、フリーランスとしての活動年数は、その人の技術力や市場での信頼度を示す指標となり得ます。経験が5年以上あるフリーランスは、一定レベル以上の実力を持っている可能性が高いと言えるでしょう。

2. コミュニケーション能力

フリーランスを選定する際には、コミュニケーション能力も見ていきましょう。

コミュニケーションのズレがなければスムーズに進行することができ、認識違いによる修正やトラブルも軽減できるからです。

また、「こまめに連絡がある」「問題発生時には速やかに報告がある」「不明点は質問する」かどうかもチェックポイントです。特に、アートディレションの仕事は他のクリエイターとの協働が必須なため、高いコミュニケーションスキルを持つフリーランスが重宝されます。

3. 明確な料金体系の提示

料金体系の透明性を確認することが重要です。特にフリーランスなどの個人では、追加作業に対する料金設定が事前に明らかにされていない場合もあるため、追加料金の発生基準を明確に確認しておきましょう。認識の違いによるトラブル防止にもなります。

業務委託に関する契約書を交わす際には、追加作業が必要になった場合の料金について、お互いで詳細な取り決めを行うことをおすすめします。例えば、「初回の修正は追加費用なし」といった具体的な条件を契約書に明記することで、後のトラブルを防ぎ、双方の理解を一致させることができます。作業の内訳は見積もり時に細かくもらうことも重要です。

アートディレクションを依頼できるフリーランスの探し方

ここでは4つの探し方を紹介します。

  • エージェントサービス
  • クラウドソーシングサイト
  • SNS
  • 知り合いの紹介

1. エージェントサービス

エージェント経由で求職者を紹介してもらう採用手法です。採用後に費用が発生するため、事前に登録しているデザイナーの質や適性を確認できる点が魅力です。有名なサービスとしては、クロスデザイナーやリクルートエージェント、レバテックなどがあります。

エージェントを通すことで、企業側は自ら人材を探す労力を省くことができ、キャリアアドバイザーの存在により人材とのミスマッチのリスクを減らせるのが特徴です。エージェントが応募者の確保や面接日程調整をしてくれるので、採用担当者の負荷を低減できます。

ただし、他の手法と比べて費用が高くなる傾向にあるので、利用前には予算の設定や必要な採用人数の計画が重要です。

2. クラウドソーシングサイト

クラウドソーシングサイトは、インターネットを通じて不特定多数に向けて業務を発注する業務形態です。細かい条件や希望を指定した募集要項を投稿して応募を待つだけでなく、条件に合うクリエイターを検索してスカウトもできます。有名なサービスとしては、ランサーズ、クラウドワークス、ココナラなどがあります。

自社に不足している人材を外部からスポットで調達することで、コストが必要な分だけに抑えられ、内部リソースの生産性を高めることが期待できます。

関連記事:クラウドソーシングとは? 企業が使うメリット・デメリットや依頼時の流れを解説

3. SNS

X(Twitter)やFacebook、YouTubeなどのSNSを使って探します。

SNSを利用することで、スキルの高い人材に直接働きかけることができるだけではなく、投稿がシェアされれば自社の認知向上・応募獲得も期待できます。ハッシュタグや検索などで、今までリーチしなかった層にも届けることもできるでしょう。

求職者にとってはSNSを通じて企業と気軽にコミュニケーションがとれることが魅力です。また、企業がSNSを通じて発信する情報は、決まりきった定型文ではなく、親しみを感じやすい内容もあるでしょう。文化や社風、働く人の雰囲気が伝わり、好感度アップにもつながります。

ただし、短期間での成果達成が難しいことや、不適切な発言による炎上リスクがあるため、定期的な情報発信と配慮深い運用が求められます。企業としての責任と自覚を持ってSNSを活用することが重要です。

4. 知り合いの紹介

知人からの紹介は、最も信頼性の高い方法です。

例えば、最近フリーランスに制作を依頼した企業から紹介を受けた場合、作業の品質やプロジェクト進行のスムーズさ、さらにはフリーランスの人間性についても、事前に詳細な情報を得ることができます。予想外のトラブルに陥る可能性も低いといえるでしょう。

お互いの信頼関係が基盤となるため、リスクなく優秀なフリーランスが見つかる可能性が高いのがメリットですが、万が一トラブルがあった場合、紹介してくれた方に迷惑をかける可能性がある点は留意する必要があります。

アートディレクションをフリーランスに依頼したいのなら実績豊富なクロスデザイナーがおすすめ!

アートディレクションをフリーランスに依頼する方法についてお伝えしてきました。メリットとデメリットが存在するため、自社の状況と照らし合わせて、どちらにするか判断することをおすすめします。

また、コスト面や柔軟性からフリーランスデザイナーへの外注を考えているのなら、経験豊富な人材が揃っているクロスデザイナーがおすすめです。

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西原 小晴
記事を書いた人
西原 小晴

セールスライター/コンテンツディレクター。合同会社ウォンバット。京都府立大学農学部卒。印刷会社・マーケティング会社・デザイン会社にて知見を深め、累計8億以上の売上をサポートする。化学・製造DX・Webデザイン・ライティング・マーケティング分野が専門。