外注デザイナーを探す方法は?おすすめサービス10選と注意点を解説! | フリーランスデザイナー・業務委託採用|クロスデザイナー

外注デザイナーを探す方法は?おすすめサービス10選と注意点を解説!

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デザインを外注する際、信頼して任せられるデザイナーに出会えるか心配ですよね。自社の悩みや課題にマッチしたデザイナーの探し方がわからない方も多いと思います。

そこで本記事では、デザイナーを探す方法と役立つサービスを紹介します。デザイナーに依頼するときの注意点も解説するので、ぜひ参考にしてください。

依頼することの多いデザイナーの種類5つ

Webサイトや販促物など、依頼したいデザインの種類によって、依頼するデザイナーの種類も変わります。デザイナーの主な種類は以下の5つです。それぞれのデザイナーが担当する領域について紹介します。

・Webデザイナー
・UI/UXデザイナー
・グラフィックデザイナー
・イラストレーター
・エディトリアルデザイナー

1. Webデザイナー

企業の公式サイトやECサイト、ランディングページなど、WebサイトのデザインをおこなうのがWebデザイナーです。クライアントの要望やイメージを取り入れながら、デザイン性と視認性、機能性を兼ね備えたデザインを企画・提案し、HTMLやCSSなどのプログラミング言語を用いてWebサイトを制作します。機能を実装する本格的なコーディングはエンジニアが担当するケースが多いですが、近年では一貫して担当できるWebデザイナーも少なくありません。

デザインそのものに関するスキルだけではなく、クライアントの意向を汲み取るためのヒアリングスキル、製品・サービスを使ってほしいターゲットに届けるためのマーケティングスキルも有しています。

2. UI/UXデザイナー

UIとは「User Interface(ユーザーインターフェース)」の略で、ユーザーと製品・サービスとの接点を意味します。ユーザーにとって使いやすく、ユーザーが製品・サービスまでスムーズに辿り着けるデザインを実現するのがUIデザイナーの仕事です。

UXとは「User Experience(ユーザーエクスペリエンス)」の略で、ユーザーが製品・サービスを通して得られる体験を意味します。UXデザイナーはユーザーに「楽しい」「心地良い」といったポジティブな体験を提供し、製品・サービスに興味を持ってもらえるデザインを制作します。

UIとUXはそれぞれ違う役割を担いますが、UIの設計が不十分な場合、UXを提供する前にユーザーは離脱してしまうおそれがあります。優れたUXを提供するには、優れたUIの設計が重要になるため、セットで考える必要があります。

3. グラフィックデザイナー

Webデザイナーとは違い、実際に触れられるものをデザインするのがグラフィックデザイナーです。具体的な例としては、雑誌や書籍の装丁、製品のパッケージ、ポスター、看板などが挙げられます。

広告や宣伝に関するデザインを担当するケースも多いため華やかなイメージがあるグラフィックデザイナーですが、企画から制作に至るまでの工程が非常に多く、地道な作業の連続を経てデザインを完成させます。

具体的な作業例として挙げられるのは検証作業です。基本的にデザインそのものはパソコンを使用して制作しますが、実際に製品として完成するとイメージが変わり、意図が伝わらないデザインになってしまうこともあります。

そこで現物との差異をなくすために試作品を何度も制作し、製品が使用されるシーンや場所を想定した膨大な数の検証作業をおこないます。

4. イラストレーター

イラストレーターとは、紙媒体やWebなどで使用されるイラストを制作する職業です。クライアントのイメージや要望に合わせてイラストの作風や構図を考え、製品の情報や魅力をわかりやすく伝えます。

画像よりもキャッチーで柔らかい印象を与えられるため、イラストレーターが活躍する分野は多岐にわたります。モデルやタレントを起用するよりも費用が抑えられる点もメリットです。

主な仕事としてはポスターやパンフレット、製品パッケージといった広告・販促系のイラスト制作、雑誌や書籍、Webサイトに挿入する挿絵や図解の制作などが挙げられます。イラストレーターによってはアニメやゲームのキャラクターや、企業の公式キャラクターの制作も可能です。

5. エディトリアルデザイナー

エディトリアルデザイナーは、雑誌、書籍、カタログなどの印刷物のデザインを制作します。出版元の編集者やアートディレクターの意向や指示を受けながら、タイトルや見出し、本文、写真、イラストなどをバランスよくレイアウトしたり、文字のフォントや大きさを整えたりと、読者の目を引きつつも読みやすい形にデザインするのが仕事です。印刷物のUI/UXデザイナーといえます。

デザインの構成を決めたら、カメラマンやイラストレーター、DTPオペレーターなどに発注して制作に必要なテキストや画像などの素材を揃えます。素材をもとにデザインを再構成して試作品を制作し、クライアントの意向を汲みながら入念な検証・確認作業を繰り返して印刷物を完成させます。

外注デザイナーを探す方法6つ

デザイナーを探す方法としては、以下の6つが挙げられます。それぞれの方法の特徴、メリット・デメリットについて紹介します。

・デザイン制作会社の利用
・クラウドソーシングの利用
・人材紹介サービスの利用
・広告代理店の利用
・人脈の活用
・SNSの活用

1. デザイン制作会社の利用

デザイン制作会社は、企業や個人の依頼を受けてWebやグラフィック、映像など、幅広い領域のデザインを制作します。

デザイン制作会社を利用する場合の最大のメリットは、デザインに特化した会社だからこその高い技術と確かな成果が期待できる点です。知識と経験が豊富なプロのデザイナー集団であり、エンジニアやイラストレーターが在籍しているケースも多いので、作業を分散せずに一気通貫で依頼できます。

ただし他の方法よりも費用がかかるケースが多い点はデメリットと言えそうです。また、デザイン制作会社によっては得意とするデザイン・作風が明確である場合もあるため、依頼先によっては希望のデザインをイメージどおりに実現できないことも考えられます。

関連記事:UI/UXデザインの依頼におすすめの会社12選!特徴や依頼のコツも含めて解説

2. クラウドソーシングの利用    

クラウドソーシングとは仕事を発注したい企業や個人と、クリエイターを繋ぐWebサービスの総称です。細かい条件や希望を指定した募集要項を投稿して応募を待つだけでなく、条件に合うクリエイターを検索してスカウトもできます。

有名なクラウドソーシングサービスとしては、CroedWorks(クラウドワークス)やLancers(ランサーズ)、coconala(ココナラ)などがあります。

クラウドソーシングのメリットは「制作会社に依頼するほどでもないが、内製ではクオリティが担保できないデザイン」を気軽に発注できる点です。基本的に在籍しているのはフリーランスのクリエイターなので、交渉次第で急を要する案件にも柔軟に対応してもらえる可能性が高いです。

デメリットとしては、クリエイターの身元の不確かさが挙げられます。デザインを制作するにあたって、企業の機密に関する情報などを共有しなければならない場合もあります。クラウドソーシングへの電話番号の登録や、身分証明書の提出が完了しているクリエイターに依頼し、秘密保持契約(NDA)を締結したうえで情報を共有しましょう。

関連記事:デザイナー業務委託のメリットは? 採用や派遣との違いも解説

3. 人材紹介サービスの利用

人材紹介サービスとは厚生労働大臣から許可を受けた「有料職業紹介所」で、企業から求人の依頼を受け、募集要項を満たした人材を有料で紹介するサービスです。

有名なサービスとしては、dodaやマイナビエージェント、ビズリーチなどがあります。

人材紹介サービスのメリットは、サービスを提供する企業が応募条件に合致した人材を選抜して紹介するため、一次審査が終わった状態から選考できる点です。登録時に一定の審査基準を設け、レベルの高いクリエイターだけが在籍している人材紹介サービスもあります。クラウドソーシングと違って仲介する企業が間に入るので、クリエイターの身元が保証されている点もメリットでしょう。

一方デメリットとして、紹介手数料が挙げられます。採用が決定するまでは費用がかかりませんが、採用した人数に応じて紹介手数料が発生します。紹介手数料は、紹介した人材の理論年収の約30〜40%とされています。採用人数が少数であれば手数料も抑えられますが、複数のクリエイターを採用したい場合はデメリットと言えるかもしれません。

4. 広告代理店の利用

広告代理店とは、クライアントの広告活動を代理でおこなう企業です。テレビやラジオ、雑誌やWebメディアなどの媒体に広告を出稿してクライアントの製品やサービスをPRし、手数料で収益を得ます。広告代理店に依頼した場合は、デザインの制作から広告活動までを一貫して任せられます。

製品やサービスを広く周知するための、独自のノウハウやナレッジを多数保有している点は、広告代理店を利用する大きなメリットです。多種多様な企業の案件を取り扱っているため、さまざまな業界の特徴やニーズ、媒体の傾向や最新情報にも詳しく、最適な方法を提案してもらえます。

デザイン制作費だけでなく広告活動に必要な手数料もかかるため、料金が高くなりやすいのはデメリットと言えるかもしれません。自社に広報担当部署がある場合は、デザインだけを依頼できる方法でデザイナーを探したほうがいいでしょう。

5. 人脈の活用

いきなり専門的なサービスを利用するのには抵抗がある場合は、まず友人や知人など周囲に声をかけてみるのも手段のひとつです。直接の知人にデザイナーがいなくても、「デザイナーを探している」と周囲に伝えておくと、紹介してもらえるケースもあります。

友人や知人だった場合は性格やバックボーンも把握できているため、依頼もしやすくスムーズに仕事を開始できます。ただし友人・知人であることはメリットにもデメリットにもなるので注意が必要です。例えば修正してほしい箇所が生じた場合、気軽に何度でも指摘できる関係性であればいいのですが、申し訳ないと感じて言い出せないケースも考えられます。

また、知り合いだからといって書面を交わさずに仕事を開始するとトラブルに発展するケースもあります。仕事として依頼する以上は、ある程度ビジネスライクに割り切る覚悟も必要です。

6. SNSの活用

SNSを利用して条件に合いそうなデザイナーを探したり、求人募集をしたりする方法もあります。これまでの実績や仕事のノウハウについてSNSで発信しているデザイナーも多く、発信内容から人柄も垣間見えるため、依頼したいデザインを実現できるかに加えて信頼に値するかを判断する基準にもなります。

ただし、デザイナーだけに絞っても膨大なSNSアカウントが存在するので、ニーズに合ったデザイナーを見つけるのは難しく、採用までに時間がかかる可能性が高いです。アカウント名とクリエイター名が違う場合など、実績として提示されたデザインが本当に本人が制作したものかを判断できない状況も考えられます。他の探す方法以上に、慎重に採用を検討しましょう。

外注デザイナーを探すときに役立つサービス10選

外注デザイナーを探すときに役立つサービス10選を紹介します。利用しやすさと、信頼できるデザイナーとマッチングできる可能性の高さ、費用面のバランスを考えると、人材紹介サービス(エージェントサービス)かクラウドソーシングがおすすめです。

・クロスデザイナー
・レバテッククリエイター
・Re Designer
・Vivivit
・99designs
・JOOi
・クラウドワークス
・ココナラ
・ランサーズ
・リクルートエージェント

1. クロスデザイナー

・デザイナーに特化したエージェントサービス
・審査通過率5%の厳正した優秀なデザイナーに依頼できる
・最短即日で提案可能

クロスデザイナー(XDesigner)はフリーランスデザイナーに特化した、国内最大級のエージェントサービスです。WebデザイナーやUI/UXデザイナー、グラフィックデザイナーなど、各制作物に対応したデザイナーが約7,000名在籍しています。最短即日で、提案も可能となっています。

審査通過率5%の厳正な基準をクリアしたデザイナーのみが登録できるため、採用難易度の高い、即戦力デザイナーの中から自社にマッチしたデザイナーと契約できます。成果物や人柄を見て、単発契約ではなく正社員として雇用したいと考えた場合、双方の合意があれば契約形態の変更もできます。

2. レバテッククリエイター

▲出典:レバテッククリエイター

・条件や雇用形態など採用ニーズに合わせて支援
・ITエンジニア、デザイナーに特化
・要件整理から参画後までサポート

レバテックは業界歴15年を誇るITエンジニア・デザイナー専門のエージェントサービスです。新卒採用、中途採用、派遣、フリーランス(業務委託)など、ニーズに合わせた採用を支援します。

技術理解の高いコンサルタントが登録者のスキルや経験を丁寧にヒアリングし、求人内容や企業のカラーにマッチしたクリエイターを紹介します。求める人材の要件整理もコンサルタントがサポートし、プロジェクトに必要なデザイナーのスキルを的確に提案します。

プロジェクト参画後もクリエイターをサポートするため、契約途中で投げ出されるような心配もなく、業務の完遂がスムーズです。支払い管理や単価の調整、契約管理などのサポートもおこないます。

3. Re Designer

▲出典:Re Designer

・デザイン会社が運営
・デザイナーがタイプ別で分類されている
・無料で相談からトータルサポート

Re Designerは、デザイン制作会社であるGoodpatchが運営するエージェントサービスです。デザイナーの特性やスキルへの深い知見があるため、企業とデザイナー双方のニーズを的確に汲み取り、最適なマッチングをします。事業開始から3年で登録者数は13,000名を超え、国内最大級のデザイナーデータベースに成長しました。

成果報酬型なので採用が決定するまでは費用がかからず、紹介したデザイナーが3ヶ月以内に退職した場合は紹介料の一部が返金されます。

4. Vivivit

▲出典:Vivivit

・デザイナーに最適化された検索機能
・デザイナー採用で国内最大級の実績
・マッチング前にポートフォリオをチェックできる

Vivivitはサービスの提供開始から8年で、マッチング数が11万組を超えているエージェントサービスです。登録しているデザイナーはVivivitのサイト上に一人ひとり個別のページを持ち、ポートフォリオや詳細なプロフィールを記載しているので、マッチング前にスキルや得意なジャンルをしっかりと確認できます。

採用に関するさまざまなイベントも開催しており、採用後のイメージやマッチングのポイントなどを把握できます。

5. 99designs

▲出典:99designs

・直接依頼、コンペ型での募集も可能
・専門的なデザイナーが見つかる90以上のカテゴリー
・デザイナーのレベルがわかる登録審査

99designsはフリーランスのグラフィックデザイナーとクライアントをつなぐプラットフォームです。オーストラリアのメルボルンを拠点とする会社が運営しており、同社独自の品質基準を満たした世界中のデザイナーが在籍しています。

デザインのカテゴリーは90以上に分類され、在籍しているのは、それぞれのカテゴリーの専門的な知識を持ったデザイナーです。ニーズに合ったデザイナーを検索して、直接仕事を依頼する方法と、コンペ形式で世界中のデザイナーからの提案を受ける方法があります。

6. JOOi

▲出典:JOOi

・審査通過率5%の壁を突破したデザイナーが在籍
・1社ごとに専属のサポート担当
・最短即日での直接発注が可能

JOOiはデザインに特化したクラウドソーシングサービスです。ポートフォリオや経歴をチェックするだけではなく、仮想制作要件(ファーストビューのみ)の制作テストをおこなう審査通過率5%の壁を突破したハイレベルなデザイナーのみが在籍しています。

クライアントごとに専属のコーディネーターが配属される、きめ細やかなサポート体制が整っています。最短即日での直接発注が可能なので、急なニーズにも対応できる点も魅力的です。

7. クラウドワークス

▲出典:クラウドワークス

・業界No.1のユーザー数480万人
・発注手数料が無料
・充実したサポートサービス

業界No.1のユーザー数を誇る、クラウドソーシングサービス最大手です。どんな仕事にも対応できる、多種多様な人材が登録しています。1時間で終わる作業や、ちょっとした修正作業など、デザイナーに依頼するほどではないと感じるような些細な仕事でも、気軽に依頼できます。

サービス上で、ユーザーとの秘密保持契約の締結も可能です。初めて発注する際は専任のコンシェルジュによるサポートが無料で受けられ、依頼文の作成を代行してもらえます。

8. ココナラビジネス


▲出典:ココナラビジネス

・ビジネス利用向けに厳選されたサービス
・オンライン完結のシンプルなEC型取引
・請求書払い、源泉徴収に対応

ココナラは、ビジネスシーンでの利用に特化したサービス購入プラットフォームです。価格やスキル、実績などからデザイナーを比較・検討できます。契約ではなく製品のように購入するスタイルで取引が始まるため、わかりやすく簡潔です。購入だけではなく、クライアントから案件の募集・提案もできます。

出品者は全員、本人確認書類の確認が完了しており、運営企業との秘密保持契約も締結しています。万が一トラブルが起きた場合に備えて、賠償責任保険も無料で自動付帯されるので安心です。

9. ランサーズ

▲出典:ランサーズ

・350種類以上の多様なカテゴリのプロが在籍
・パッケージ選択で低コスト&スピード納品
・外注サポート機能が充実

ランサーズは、実績のあるプロに、仕事を簡単に依頼できる日本最大級のマッチングプラットフォームです。個人へ直接依頼できるため、手数料などの中間コストが抑えられ、仲介にかかる時間も不要なのでスピーディーに案件をスタートできます。

ランサーズでデザイナーを探す方法は「パッケージから選ぶ」と「見積もりを募集する」の2パターンです。「見積もりを募集する」の場合は、テンプレートを利用して仕事の依頼書を作成し、応募を待ちます。応募の際に各デザイナーからの見積もりが提案されるので、スキルや実績から選考する流れです。

デザインのイメージが明確な場合は、デザイナーが提案するデザインの種類や予算などがパッケージ化されたものを購入する「パッケージから選ぶ」を選択すると、さらに簡単に依頼できます。

10. リクルートエージェント

▲出典:リクルートエージェント

・初期費用が不要
・専門のアドバイザーが効率的な採用を支援
・国内19拠点で幅広いニーズに対応

リクルートエージェントは年間登録約125万2000名(※2019年度統計)を誇り、幅広いスキルと実績を持った人材を全国エリアから探せるエージェントサービスです。完全成功報酬型で、初期費用はかかりません。

アドバイザーが求人票の制作からマッチング、面接日程の調整や書類選考、合否連絡などをサポートするため、必要な人材を効率よく採用できます。マッチングサービスだけでなく、リクルートエージェントとリクナビNEXTのデータベースを利用したスカウトサービスも成果報酬型で利用できます。

デザイナーに依頼するときに注意点5つ

デザイナーに依頼しても、事前の準備や確認が不足していると希望どおりのデザインにならないケースも考えられます。そんな事態を避けるために注意するべきことは、以下の5つです。

・ポートフォリオを確認する
・依頼するデザインのイメージ共有は具体的におこなう
・契約書を作成する
・余裕のあるスケジュールを組む
・使ってほしいデータはあらかじめ共有する

1. ポートフォリオを確認する

デザイナーの実績やスキルは人それぞれです。Webかグラフィックかなど、デザイナーの種類にもよりますし、得意なジャンルや作風もあります。依頼後のミスマッチを防ぐために、必ず事前にポートフォリオを提出してもらいましょう。

ポートフォリオを見れば、自社が求めているデザインと類似した案件の実績があるかどうか、ポートフォリオ自体がわかりやすく見やすいデザインに設計されているかをチェックできます。また、デザインスクールなどでサポートを受けて制作したものか、仕事として自力で制作したものかも確認しておくと安心です。

2. 依頼するデザインのイメージ共有は具体的におこなう

プロに依頼すれば大丈夫だろうと安心して、何から何までデザイナーに任せてしまうと、イメージとかけ離れたデザインが完成するおそれもあります。成果物としてのクオリティが高くても、依頼の意図やニーズを汲めていないデザインになってしまうと、外注した意味がありません。

イメージの齟齬を防いで修正回数を減らすためにも、デザインを利用したい具体的なシーン、狙いたいターゲット、企業のブランドイメージなど、些細な情報であってもデザイナーに共有しましょう。

共有の際には、デザインコンセプトをデザインツールなどを用いてラフ案を作成したり、作成が難しい場合は参考デザインを複数用意しておいたりすると共有がスムーズに行えます。

関連記事:イメージ通りのデザインにする伝え方のポイント6個|おすすめツールも紹介

3. 契約書を作成する

「人脈の活用」の段落でも触れましたが、友人や知人であっても、契約書の締結は必ずおこないましょう。契約書を結ばずに依頼してしまうと、トラブルが発生した際に責任の所在を明らかにできなかったり、損害を被ったりする可能性があります。

どれだけ親しい間柄でも、一度きりの発注だとしても、思わぬトラブルを避けるためにも契約関連の業務はきちんとおこなってください。契約書には、作業工程や成果物、修正可能回数などについて、お互いにどのような権利や義務があるかについて明記しておきましょう。

関連記事:デザイナーとの業務委託契約書で注意すべき点とは? 必須の記載事項も解説

4. 余裕のあるスケジュールを組む

デザインが必要になったら、できるかぎり早く発注し、余裕を持った制作スケジュールを組みましょう。納期まで余裕がないと、特急料金が上乗せされるおそれもあります。また、いいアイデアがあっても時間が足りなくて実現できなかったり、複数のデザイン案を制作できなかったりと、成果物のクオリティにも影響が出ます。

余裕を持ったスケジュールを組んだうえで、◯日までにラフの提出、◯日に試作品完成など、各工程ごとの細かい作業日程も提示し、お互いの共通認識のもとで進捗管理をおこないましょう。

スケジュール確認のためにも、チャットツールを用いて定期的なコミュニケーションを取ることもおすすめです。

5. 使ってほしいデータはあらかじめ共有する

企業のロゴや公式キャラクター、デザインに使いたい画像などの素材がある場合は、データを事前に共有しておきましょう。その際は、解像度の高い元データを共有してください。自社で撮影した画像以外を利用したい場合は、使用の許諾が降りているものか必ず確認しましょう。

デザイナー側で手配した画像ではイメージと合わなかった場合や、解像度の低いデータを共有してしまった場合に生じる修正を防げます。

また、デザインに使用したいキャッチコピーなどのテキストがあれば、そちらも事前に共有してください。テキストもデザイナーに依頼する場合、追加の料金がかかる場合もあります。

関連記事:【種類別】デザイン依頼にかかる費用/料金相場は? 費用を抑えるコツも解説!

フリーランスデザイナーを探すならクロスデザイナーがおすすめ!

本記事ではデザイナーの具体的な探し方を6つ紹介しました。

自社の予算や依頼したいもの、スケジュールによっても探し方は異なるため、自社の状況にあった探し方をしましょう。

またフリーランスデザイナーをお探しの方は、クロスデザイナーがおすすめです。

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自社の課題にあわせて、ポートフォリオや過去プロジェクトの評価から適切なデザイナーの紹介ができます。

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