効果的なCTAボタンのデザインは?意識すべきポイントや効果的な配置場所を解説 | フリーランス・業務委託採用|クロスデザイナー

効果的なCTAボタンのデザインは?意識すべきポイントや効果的な配置場所を解説

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バナーやランディングページ(LP)において、読者のお問い合わせや購入のページへ遷移させるためのCTAボタン。どんなデザインにするかで、お問い合わせや購入などCV(コンバージョン)に大きく影響を受けます。

そこで本記事では、どのようなデザインにすべきか、またWebサイト内でどう配置させるのかについて、指針となるポイントを解説します。

バナーやLPなどWebサイト内でCVを得るために重要なCTAの改善を考えている方は、ぜひご参考ください。

CTAボタンとは?

CTAボタンは、「CallToAction(コールトゥアクション)」の略です。バナーやLPのファーストビュー・中間・末尾に配置され、ユーザーに対して、主に次の3つの行動を促すように誘導します。

  1. 購入
  2. 予約
  3. 資料請求(会員登録)

CTAボタンには、単に「購入する」「予約」と書かれたものもありますが、「使ってみる」「宿を探してみる」や「30日間無料で使ってみる」などさまざまな文言があり、長方形や角丸の形に企業のコーポレートカラーなどを使ってデザインされています。

CTAの役割5つ

CTAの役割は、購入や予約、会員登録などがよく知られていますが、それだけではありません。次の5つの役割を持っています。

  1. 申込・問い合わせのフォームへの誘導
  2. 資料請求ページへの誘導
  3. 商品詳細などのサービスページへの誘導
  4. 特集記事・特定コンテンツページへの誘導
  5. 外部メディア(LP・広告など)から自社サイトへの誘導

これは、必ずしもユーザーの購入や会員登録を得るだけがCV(コンバージョン)とは言い切れないからです。

ユーザーが自社の顧客になっていく過程には、自社の商品やサービスを知り(認知)、選択肢に入れるようになり(比較検討)、実際に購入(決定)し、さらに友人や知人に勧めたり、顧客自らがSNSに投稿し、宣伝したりするようになるロイヤルカスタマーになっていくという道筋があるからです。

これを「カスタマージャーニーマップ」と言い、単なるユーザーから顧客やロイヤルカスタマーになってもらうために、認知・比較検討・購入のフェーズでそれぞれ働きかける必要があります。

LPやバナーなどで使われるCTAでは、認知や比較検討、購入してもらうためのそれぞれのフェーズにおけるアクションを選択してもらうことが目的=CVとなります。

関連記事:カスタマージャーニーマップとは?作り方と4ステップを紹介

フェーズ別ユーザーへのアプローチ方法

こうしたカスタマージャーニーマップの手法を取り入れて、各フェーズに合わせたアプローチが重要です。たとえば、それぞれのフェーズにおける目的はおおよそ次のようになります。

  • 認知→会員登録
  • 比較検討→お問い合わせ
  • 決定→購入

フェーズごとに、働きかける言葉、伝える内容は大きく変わってきます。

認知のフェーズにおいては、ユーザーに認識してもらうために何が必要なのか、ユーザーが何に悩み、何を必要としていて、自社の商品やサービスを知ってもらえるのか、認知に至るのかを把握することが重要です。

比較検討のフェーズでは、自社の商品・サービスの独自性、競合とは何が違うのか、どう有用なのかを伝える必要があります。こうしたことを認知のフェーズにいるユーザーに伝えてもあまり意味がありません。

つまり、ユーザーのフェーズに応じた働きかけをしていく必要があるのです。

売上にも大きくかかわるCTA

認知、比較検討、購入といった各フェーズで達成したいCVが獲得できるか否かは、ユーザーのニーズを抑えているかどうかにかかっています。CTAがユーザーが求める内容にあった文言やデザインになっているか、きちんと確認しましょう。

CTAの文言やデザインを変えることによって、CVR(コンバージョン率)が大きく変わることもあります。

カスタマージャーニーの各フェーズにおけるCVを達成することは、将来の売上にも大きくかかわるため、自社の課題を踏まえて認知や比較検討フェーズに働きかけることが重要です。

CTAの改善が必要なサイト・ページ

では、CTAの改善が必要なサイト・ページとはどういう状況のものでしょうか。CTAは常に改善することが重要ですが、特に改善が必要なケースは次のような場合です。

  • ある程度の流入はできているのにCVRが低い・直帰率が高い

こうした課題は、Googleアナリティクスから数値を読み取ることでわかります。

バナーでクリックされ、サイトに訪問しているのにCVRが低い、逆に直帰率が高い、すぐに離脱されてしまうなどの場合には、CTAの改善が必要です。

CTAデザインで意識すべきポイント4つ

CTAデザインで意識すべきポイントは次の4つです。

  1. 効果的な配置
  2. ベネフィットの訴求
  3. デザイン性・視認性
  4. ユーザビリティ

1. 効果的な配置

CTAは、パッと見た瞬間にCTAとわかる箇所に置きましょう。

  • ファーストビュー
  • コンテンツ内
  • コンテンツ末尾
  • 固定フッター(ヘッダー)

に配置されることがあります。

目に留まりやすい箇所はもちろん、ユーザーがスクロールを止めて読んでいる箇所に配置すると効果的です。ヒートマップツールを使うと、止まっている箇所をある程度推定することができます。

2. ベネフィット訴求

CTA内の文言(マイクロコピー)では、ペルソナの悩みを解決できる具体的な言葉でアクションを促すことが重要です。ボタンを押したら何が起きるのかを具体的に説明しましょう。

曖昧な表現にせず、ボタンを押すことでユーザーのどんな悩みが解決できるのかわかりやすく一言で伝えましょう。

3. デザイン性・視認性

CTAは目立つものでなければなりません。ボタンが見にくい、ボタン内の文言が読みにくいなどはNGです。

そのうえで、目立つ色やわかりやすい形でベネフィットを訴求できるデザインにしましょう。場合によっては、写真・イラストを活用し、目を引くようなデザインにすると効果的です。

4. ユーザビリティ

CTAはわかりやすくあるとともに、指やマウスで押しやすいサイズ・場所にある、見やすい、読みやすいといったことが重要です。

マウスポインターが被せやすい場所にあり、押すときにちょうどいいサイズであるかなどをしっかり確認しましょう。CTAが固定表示されている場合には、他の情報と被って見にくくないか、押しにくくないかといった点も気を付けましょう。

CTAボタンデザインの要素5つ

では、CTAボタンのデザインでどんなことに気を付ければいいのでしょうか。CTAボタンは次の5つの要素に分けられます。

  1. サイズ
  2. カラー(配色)
  3. アイコン
  4. 文言(マイクロコピー)
  5. ボタンの形

それぞれの要素において、注意すべき点を順に解説します。

1. サイズ

CTAのサイズは、

  • 一目でパッとそこにあることがわかるサイズ
  • マウスポインタが被せやすいサイズ
  • モバイルで表示した際でも指でクリックしやすいサイズ

であることが重要です。大きさは、カラー同様、全体とのバランスや位置も重要です。サイズのユーザビリティに問題がないか、しっかり確認しましょう。

2. カラー(配色)

カラーは必ずしも、赤やオレンジなどの目立つ色がいいとは限りません。あくまでベースカラー・メインカラーとのバランスで目立たせることができます。

メインカラーと対照的な色(捕色)を使うと、目立ちやすくなります。ただ、必ず捕色を使えばいいというものではなく、あくまで全体のバランスやトンマナが重要です。

3. アイコン

CTAでアイコンを使う際は、

  • アイコンが指す内容がわかりやすい
  • 視認性が高い

ことが重要です。アイコンのイラストが何を表していて、どういうことができるのか、一目でわかるデザインにしましょう。

4. 文言(マイクロコピー)

CTAの文言は、

  • ベネフィットを押し出す
  • 自然な文言で誘導する
  • 魅力をシンプルに表現する

ことが重要です。

ユーザーが自社の商品やサービスを利用することで、どんなメリットが得られるのか、どんな体験ができるのか、ユーザーが得られる価値をシンプルかつ具体的に伝えましょう。

企業側がしてほしい内容ではなく、あくまでユーザー側の視点に立ってメリットを感じられる内容にします。

たとえば、「問い合わせ」をしてほしい場合は

「無料トライアル」「無料アカウント登録」「無料カウンセリングのご案内」

などの言葉に置き換えましょう。

5. ボタンの形

ボタンの形には、

  • 四角
  • 角丸
  • 円形

の3つがあり、一般的な形は角丸です。

それは、角丸にしたほうがCTA内に視線が集まり、CTA内のマイクロコピーを見てもらいやすくなるから。四角の場合は、視線が外側に向きやすく、角丸の場合は内側に視線が向きやすくなります。

また角丸にすると、柔らかい・優しい・フレンドリーな印象を与えることができ、丸くなるほど、その印象は強くなります。一方、四角にすると、安定・規律・信頼などの印象を与えることができ、ビジネス向きです。

ユーザーに与えたい印象、トンマナを考えて形を選びましょう。

効果的なCTAボタンの配置場所

ファーストビューに配置するとともに、コンテンツ内・コンテンツ末尾にも配置すると、ユーザーがアクションを起こしたいと思ったタイミングで押してもらいやすくなります。コンテンツ内では、ユーザーの興味・関心が高まると思われる場所に配置しましょう。

  • コンテンツ末尾
  • コンテンツ内
  • 固定フッター(ヘッダー)

それぞれの場所に配置したときの効果について、解説します。

コンテンツ末尾

一般的な配置場所です。商品やサービスについて紹介した後、ユーザーに行動を促すものとなっています。

コンテンツ内

コンテンツの随所にCTAを配置するスタイルです。LPでは、ファーストビュー内だけでなく、ボディコピーの内容に合わせてユーザーがアクションを起こしたいと思うタイミングで配置します。

固定フッター(ヘッダー)

ページをスクロールしても、ヘッダーもしくはフッターが画面上部(下部)に固定表示されており、ユーザーがいつでもCTAを押せるようになっているスタイル。ユーザーがいつでもCTAを押したいときに押せて、スクロールする手間が省けて離脱要素を減らすことができます。LPやオウンドメディアではよく使われます。

CTAボタンの参考事例

CTAボタンの参考事例として、代表的なAmazon、Airbnb、Netflix、Spotify、メルカリの5社をみていきましょう。

Amazon

▲出典:AmazonAmazonのCTAは、商品の右側に「カートに入れる」「今すぐ買う」のマイクロコピーとセットになったCTAの代表的事例です。

Airbnb(エアビーアンドビー)

▲出典:airbnb企業のコーポレートカラーである赤を使い、宿を探す際のCTAには、虫眼鏡のアイコンで表現し、宿のページでは「予約する」という文言のわかりやすいCTAとなっています。

Netflix(ネットフリックス)

▲出典:NetflixNetflixでも企業ロゴのカラーと同じ赤色を使い、ベースカラーとなる黒の中に目立たせています。

メルカリ

▲出典:メルカリメルカリでもコーポレートカラーの赤色を使っています。モバイル上では、商品ページにいくと固定表示にして購入を決めた際には、いつでもCTAが押せるようになっています。

CTAボタンの参考事例が集まったサイト3つ

CTAボタンの事例が集まったサイトがあるので、参考にしてみるのもいいでしょう。ここでは、代表的な3つのサイトを紹介します。

  • Parts.パーツ別Webデザイン集 CTAのデザイン一覧
  • 美しいCTAのWebデザイン参考ギャラリー・リンク集
  • CTAボタン|バナー広場|バナーデザインのまとめサイト

▲出典:Parts.パーツ別Webデザイン集 CTAのデザイン一覧

上記のサイトでは、CTAボタンが1つのもの、2つのものなどさまざまなパターンのCTAデザインを見ることができます。

▲出典:美しいCTAのWebデザイン参考ギャラリー・リンク集上記のサイトでは、洗練されたおしゃれなCTAボタンのパターンを見ることができます。

▲出典:CTAボタン|バナー広場|バナーデザインのまとめサイト

上記のサイトでは、バナーのCTAを中心に見ることができ、人気のものはマウスポインタを被せるとハートマークの数とともに紹介されています。

さまざまなCTAを参考に、デザイン制作や改善にご活用ください。

CTAデザイン最適化のための改善施策3つ

CTAデザインを変えるだけで、CVRが大きく変わることをお伝えしましたが、どのように変えると改善するのか、その施策例を3つお伝えします。

  1. CTAの「デザイン・配置場所・ボタンの数・マイクロコピーの文言」を変更する
  2. ABテストの実施
  3. 解析ツールを使う

CTAの「デザイン・配置場所・ボタンの数・マイクロコピーの文言)」を変更する

CTAを改善したいとき、変更を検討する箇所は主に次の4つです。

  1. デザイン
  2. 配置場所
  3. ボタンの数
  4. マイクロコピーの文言

デザインの変更としては、より目立ちやすい色にする、より認識されやすい形にするなどが改善施策として挙げられます。

こちらのページでは、CTAの色を緑からオレンジに変えたことで目立ちやすくなりました。

▲変更前

▲変更後

ABテストの実施

ABテストは、特定の要素を変更した2パターンを作成して、どちらが効果的であるか比較検証を行う施策です。CTAの場合、位置を変更したり、色を変更したりして、変更前と変更後の2パターンでのページの表示回数やクリック率などの数値を見て、より多くの成果を出しているほうを選びます。

関連記事:ABテストとは? サイト改善に導く方法とおすすめツールを解説!

関連記事:ABテストの成功事例をテストの種類別に紹介|正確な結果を得るためのポイントも

解析ツールを使う

ABテストを行う際、効果を検証するために数値を測定することができる解析ツールがあります。

  • ヒートマップツール
  • Googleアナリティクス
  • Googleサーチコンソール

ABテストの効果を検証するためにみる数値として、Webページの表示回数やクリック率(CTR)、直帰率などがあります。Googleアナリティクスを使ってそれらの数値をみることができます。

Googleサーチコンソールは、ページに入る前のユーザーの動きを数値化してみることができます。

ヒートマップツールは、ユーザーが閲覧している箇所をマウスのポインタの動きから推定し、赤や緑などの色を付けて可視化したものです。ユーザーの閲覧箇所やスクロールして止まっている箇所に、CTAを配置すると目に留まりやすくなり、アクションを誘発しやすくなると考えられます。

CTAデザインを依頼するならクロスデザイナーがおすすめ

本記事では、効果的なCTAデザインについて意識すべきポイントや重要なデザイン要素、効果的な配置場所などについて解説してきました。

CTAはCVにそのままつながる要素なので、より効果的なデザインにすることがLPやバナーの成果に大きくかかわってきます。効果的なCTAデザインを制作するには、優秀なデザイナーに依頼することが重要です。

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梅澤 杏祐実
記事を書いた人
梅澤 杏祐実

インタビューライター/SEOディレクター。新聞記者を経て、フリーランスのライターとして経済・文化・地域活性など1,000人以上に取材を行う。Webクリエイター能力認定試験エキスパート。HTML、CSSやWebデザインの知見を深めながら、地元福井を中心にさまざまなWebサイトの運用にも携わっている。