Webサイトの制作や運用を考えるとき、どのCMSを選べばよいか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
CMSは種類が豊富で、デザインの自由度や更新のしやすさ、コストなど、比較すべきポイントもさまざまです。だからこそ、機能の一覧を眺めるだけでなく、実際に制作・運用する立場から選ぶことが、失敗しないCMS選びの近道となります。
本記事では、制作・運用者の目線でおすすめのCMS15選を比較しながら、自社のサイトに合った選び方のポイントをわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
CMSとは|比較を始める前に押さえたい基礎知識

CMS選びで失敗しないためには、まずCMSがどのような仕組みで、何ができるのかを正しく理解しておくことが大切です。ここでは比較に入る前に押さえておきたい基礎知識を整理します。
CMSの仕組みと従来のサイト制作との違い
CMSとは「コンテンツ・マネジメント・システム(Content Management System)」の略で、専門的な知識がなくてもWebサイトのページやコンテンツを作成・管理できる仕組みのことです。
従来のサイト制作では、HTMLやCSS、JavaScriptといったコードを一つひとつ手作業で記述し、ファイルをサーバーにアップロードする必要がありました。そのため、ちょっとした文言の修正でもエンジニアやコーダーに依頼しなければならず、更新のたびに時間とコストがかかっていました。
一方でCMSを導入すると、文章や画像、デザインといった「コンテンツ」と、サイトの「仕組み(テンプレートやデータベース)」が分離されます。管理画面から文章を入力したり画像を差し替えたりするだけで、ブログ感覚でページを更新できるようになります。
世界中のWebサイトの多くがCMSで構築されており、いまやコーポレートサイトやオウンドメディアの運営に欠かせない存在です。
CMSでできること・できないこと
CMSでできることは多岐にわたります。代表的なものとしては、ニュースやお知らせの更新、ブログ・コラム記事の投稿、商品やサービスページの追加・編集、問い合わせフォームの設置、複数人での編集・承認といった運用面の機能が挙げられます。さらに、SEO設定やアクセス解析との連携、SNS連携、会員機能やEC機能まで備えたものもあります。
一方で、CMSは万能ではありません。独自性の高いデザイン表現や複雑な機能を実現したい場合は、テンプレートのカスタマイズや追加開発が必要になり、結局は専門知識を持つ人材の力が欠かせません。「CMSを入れれば誰でも自由にサイトを作れる」と考えると、運用フェーズで思わぬつまずきが生じます。
何を自社で巻き取り、どこをプロに任せるかを見極めることが重要です。
CMSを導入する3つのメリット
CMSを導入するメリットは大きく3つあります。
1つ目は、更新のスピードとコストの改善です。担当者が自分でコンテンツを更新できるため、外注のたびに発生していた費用と待ち時間を削減できます。
2つ目は、属人化の解消です。管理画面から誰でも同じ手順で更新できるため、特定の担当者しか触れないという状態を避けられます。
3つ目は、マーケティングへの活用です。記事を継続的に発信したり、データを分析しながら改善したりと、サイトを「作って終わり」ではなく「育てる」資産に変えられます。
これらのメリットを最大限に引き出すには、目的に合ったCMS選びが前提となります。
CMSの種類と特徴|比較で知っておきたい3タイプ

CMSは数多く存在しますが、大きく3つのタイプに分類すると比較がしやすくなります。それぞれの特徴と向いている企業を見ていきましょう。
オープンソース型CMSの特徴と向いている企業
オープンソース型CMSは、ソースコードが一般に公開されており、基本的に無料で利用できるタイプです。
代表格はWordPressで、世界のWebサイトの多くで採用されています。豊富なプラグインやテーマが流通しており、カスタマイズの自由度が非常に高い点が魅力です。
向いているのは、ある程度カスタマイズを前提とし、社内または外部に技術的なサポート体制を確保できる企業です。一方で、セキュリティ対策やバージョンアップ、不具合対応をすべて自社で担う必要があるため、運用負荷とリスクは小さくありません。
「無料だから」という理由だけで選ぶと、保守・運用のコストが想定以上にかかることもあります。
商用パッケージ型CMSの特徴と向いている企業
商用パッケージ型CMSは、企業が開発・販売しているライセンス型のCMSです。日本企業に広く採用されているMovable Typeなどが代表例で、企業向けの承認フローやアクセス権限管理、セキュリティ機能が充実している点が強みです。
サポートが受けられる安心感があり、大規模サイトや厳格なガバナンスが求められる組織に向いています。費用はライセンス料が発生するため初期コストは高めになりますが、セキュリティや運用面で信頼性を重視する企業にとっては合理的な選択肢です。
クラウド(SaaS)型CMSの特徴と向いている企業
クラウド(SaaS)型CMSは、ベンダーが提供するサービスにログインして利用するタイプで、サーバーの構築や保守が不要です。月額・年額の利用料を支払うことで、常に最新の状態でセキュリティ対策やアップデートが自動的に行われます。
サーバー管理の手間をかけたくない企業や、マーケティングに注力したい企業に最適です。後述するLeadGridをはじめ、ノーコードで直感的に編集できる国産CMSの多くがこのタイプに含まれます。
自社にエンジニアがいなくても運用しやすく、これからWebサイトを立ち上げる、あるいはリニューアルを検討している企業にとって導入のハードルが低いのが特長です。
制作・運用者目線で比較すべき5つのチェックポイント
CMSを比較する際は、機能の多さだけでなく「実際に作って運用する人」の目線でチェックすることが欠かせません。押さえておきたいポイントは次の5つです。
制作・運用者目線の5つのチェックポイントを、それぞれ約150文字で詳しくしました。
1. デザインの自由度
ブランドの世界観を細部まで表現できるかが重要です。テンプレートが豊富でも、レイアウトや色・フォントの調整に制限が多いと理想のデザインに近づけません。HTMLやCSSを自由に編集できるか、逆に専門知識がなくても整った見た目を保てるか、両面から自社のスキルや目的に合った自由度かを確認しましょう。
2. 更新・運用のしやすさ
サイトは公開後の更新こそが本番です。管理画面が直感的で、専門知識のない担当者でも文章や画像を迷わず差し替えられるかを見ましょう。プレビュー機能や権限設定、複数人での同時編集のしやすさも重要です。日々の運用でストレスがたまる仕組みだと、結局更新が止まってしまう恐れがあります。
3. コスト
初期の制作費だけで判断すると、後から負担が膨らみがちです。月額のライセンス料、サーバーやドメイン、保守・サポート費用、機能追加時の費用まで含めたトータルで比較しましょう。無料や低価格でも運用に手間がかかれば人件費がかさみます。長期的に見て費用対効果が見合うかを基準に選ぶことが大切です。
4. SEOやマーケティング機能
作って終わりではなく、集客につながる設計ができるかが鍵です。タイトルやメタ情報の設定、表示速度、スマホ対応、構造化データへの対応などSEOの基本を押さえられるかを確認しましょう。アクセス解析やフォーム、MA連携などマーケ施策を支える機能が揃っていると、成果につなげやすくなります。
5. サポートとセキュリティ
トラブルは必ず起こるものと考え、いざという時に頼れる体制があるかを確認します。問い合わせ窓口や対応時間、マニュアルの充実度が安心材料です。あわせて、SSL対応や不正アクセス対策、定期的なアップデートやバックアップなど、大切なサイトと顧客情報を守るセキュリティ面もしっかり見ておきましょう。
この5つの軸で各CMSを並べると、自社にとっての最適解が見えやすくなります。
なお、CMSの選定とあわせて「制作・運用を社内で行うか、外部に任せるか」のコスト比較も重要です。判断材料として、以下の資料も参考になります。

【制作・運用者目線】おすすめCMS比較15選

ここからは、制作・運用のしやすさを重視した視点で、おすすめのCMS15選を紹介します。デザイン性、運用負荷、マーケティング適性などを踏まえ、自社の目的に合うものを比較してください。
LeadGrid|デザイン性と運用のしやすさを両立した国産CMS
LeadGridは、Webサイト制作とマーケティングを一体で支援する国産のクラウド型CMSです。
ノーコードで直感的に編集でき、見たままの操作でページを更新できるため、エンジニアがいない企業でも担当者が自分でコンテンツを更新しやすい点が特長です。
テンプレートに縛られずデザインを調整できる自由度があり、フォーム作成やSEO設定、CVR改善に役立つマーケティング機能も標準で備えています。
国産CMSのためサポートを日本語で受けられる点も、はじめてCMSを導入する企業には安心材料です。
制作のしやすさと運用後の集客の両方を重視する企業に向いています。
▶ 機能や導入事例の詳細は、公式サイトで確認できます。 LeadGrid公式サイト
WordPress|世界シェアトップの定番オープンソースCMS
出典:wordpress
WordPressは、世界中で圧倒的なシェアを持つオープンソースCMSです。
豊富なテーマとプラグインにより、ブログからコーポレートサイト、ECまで幅広く対応できます。情報やノウハウがインターネット上に多く、対応できる制作者も多い点が強みです。
一方で、セキュリティ対策やアップデート、保守を自社で担う必要があり、運用体制の整備が前提となります。
Webflow|デザイン自由度の高いノーコードCMS
出典:webflow.com
Webflowは、デザインの自由度の高さで人気のノーコードCMSです。
デザイナーが思い描いた表現をコードなしで形にしやすく、アニメーションやインタラクションにも強みがあります。
表現力を重視するブランドサイトやポートフォリオに向いていますが、日本語の情報やサポートは海外サービスゆえの注意が必要です。
STUDIO|デザイナーに人気の国産ノーコードCMS
STUDIOは、デザイナーから支持を集める国産のノーコードCMSです。
デザインの自由度が高く、洗練されたサイトを直感的に制作できます。コーポレートサイトやLP、ブランドサイトに適しており、スピーディに公開したい場合にも便利です。
大規模で複雑な機能要件には不向きな面もあるため、用途を見極めて選びましょう。
Movable Type|安定性と堅牢性に強みのある国産CMS
Movable Typeは、多くの日本企業で採用されてきた商用CMSです。
承認フローやアクセス権限管理に優れ、セキュリティ面の信頼性が高いのが特徴です。
静的なページを生成する仕組みにより、表示速度やセキュリティに強みがあり、企業のコーポレートサイトに適しています。
ferret One|BtoBマーケティングに強いCMS
ferret Oneは、BtoBマーケティングに特化した機能を備えたCMSです。
サイト制作だけでなく、リード獲得やメール配信、マーケティング施策の管理まで一体で行える点が魅力です。
BtoB企業がマーケティング活動を本格化させたいときに有力な選択肢になります。
HubSpot CMS|マーケティング機能を統合したCMS
出典:hubspot.jp
HubSpot CMSは、CRMやマーケティングオートメーションと統合された海外発のCMSです。
顧客管理から施策実行までを一つのプラットフォームで完結でき、データドリブンなマーケティングを志向する企業に向いています。
多機能なぶん、使いこなすには一定の知識と運用体制が求められます。
Adobe Experience Manager|大規模サイト向けエンタープライズCMS
Adobe Experience Manager(AEM)は、大企業向けのエンタープライズCMSです。
多言語・多サイトの一元管理や高度なパーソナライズに対応し、グローバル展開する大規模サイトに適しています。
導入・運用には相応のコストと専門人材が必要になるため、規模と目的が合致する企業向けです。
Sitecore|パーソナライズに強いエンタープライズCMS
出典:sitecore.com
Sitecoreは、顧客一人ひとりに最適化した体験を提供するパーソナライズ機能に強みを持つエンタープライズCMSです。
マーケティング機能と統合され、大規模なデジタル戦略を推進する企業に向いています。
高機能である反面、導入難易度とコストは高めです。
Drupal|拡張性に優れたオープンソースCMS
出典:drupal.org
Drupalは、拡張性とセキュリティに優れたオープンソースCMSです。
複雑な要件や大規模サイトにも対応でき、政府機関や教育機関でも採用実績があります。
自由度が高い反面、構築・運用には高い技術力が必要で、エンジニアリソースを確保できる組織向けです。
RCMS|多機能で大規模運用に対応する国産CMS
出典:r-cms.jp
RCMSは、200以上の機能を標準搭載するとされる多機能な国産クラウドCMSです。
会員機能や多言語、EC連携など幅広い要件に対応でき、大規模・複雑なサイト運用にも向いています。
機能が豊富なぶん、必要な機能を見極めて活用することが大切です。
BlueMonkey|サポートが手厚い国産クラウドCMS
BlueMonkeyは、サポート体制の手厚さに定評のある国産クラウドCMSです。
BtoB企業のマーケティングサイトに向いており、導入から運用までの伴走支援を受けられる点が安心材料です。
はじめてCMSを導入する企業にとって心強い選択肢になります。
Wix|手軽に始められるクラウド型CMS
出典:ja.wix.com
Wixは、テンプレートを選んで手軽にサイトを作れるクラウド型CMSです。
専門知識がなくても短時間でサイトを公開でき、小規模サイトや個人事業、スタートアップの初期フェーズに向いています。
拡張性や細かなカスタマイズには限界がある点は理解しておきましょう。
Jimdo|小規模サイトに向くクラウド型CMS
出典:jimdo.com
Jimdoは、シンプルな操作で小規模サイトを構築できるクラウド型CMSです。
コストを抑えて手早くサイトを持ちたい場合に適しています。
大規模な運用や高度なマーケティングには不向きなため、用途を絞って活用するのがおすすめです。
Shopify|ECサイト構築に特化したCMS
出典:shopify.com
Shopifyは、ECサイトの構築・運営に特化したクラウド型CMSです。
決済や在庫管理、配送設定などEC運営に必要な機能が揃っており、オンライン販売を始めたい企業に最適です。
コーポレートサイトよりも物販を主軸にしたい場合に検討したい選択肢です。
比較一覧表|料金・デザイン自由度・運用負荷で見るおすすめCMS
ここまで紹介したCMS15選を、公式サイト・タイプ・特徴の観点で一覧にまとめました。各CMSの位置づけを俯瞰する際の参考にしてください。
# | CMS | 公式サイト | タイプ | 主なな特徴 |
1 | LeadGrid | クラウド(国産) | ノーコードで見たまま編集。デザイン自由度とSEO・フォーム等のマーケ機能を両立した国産CMS | |
2 | WordPress | オープンソース | 世界シェアトップ。テーマ・プラグインが豊富で自由度が高い反面、保守は自社負担 | |
3 | Webflow | クラウド(海外) | デザイン自由度が非常に高いノーコード。アニメ表現に強い。日本語情報は少なめ | |
4 | STUDIO | クラウド(国産) | デザイナーに人気の国産ノーコード。洗練されたサイトを直感的に制作可能 | |
5 | Movable Type | 商用パッケージ(国産) | 承認フロー・権限管理に強い。静的生成で表示速度とセキュリティに優れる | |
6 | ferret One | クラウド(国産) | BtoBマーケ特化。サイト制作+リード獲得・メール配信を一体で運用 | |
7 | HubSpot CMS | クラウド(海外) | CRM・MAと統合。データドリブンなマーケに強いが使いこなしに知識が必要 | |
8 | Adobe Experience Manager | エンタープライズ(海外) | 多言語・多サイトの一元管理と高度なパーソナライズ。大規模・グローバル向け | |
9 | Sitecore | エンタープライズ(海外) | パーソナライズ機能に強み。大規模デジタル戦略向けで高機能・高コスト | |
10 | Drupal | オープンソース | 拡張性・セキュリティに優れる。複雑・大規模要件向けで技術力が必要 | |
11 | RCMS | クラウド(国産) | 250以上の機能を標準搭載。会員・多言語・EC等、大規模運用に対応 | |
12 | BlueMonkey | クラウド(国産) | サポートが手厚い。BtoBマーケサイト向けで導入〜運用を伴走支援 | |
13 | Wix | クラウド(海外) | テンプレートで手軽に制作。小規模・スタートアップ初期に向く | |
14 | Jimdo | クラウド(海外) | シンプル操作で小規模サイトを低コストで構築 | |
15 | Shopify | クラウド(海外) | EC構築に特化。決済・在庫・配送などネット販売機能が充実 |
このように整理すると、「料金体系」「デザインの自由度」「運用負荷」「マーケティング適性」という観点で違いが明確になります。
表現力を最優先するならWebflowやSTUDIO、堅牢性やガバナンスを重視するならMovable TypeやAEM、コストを抑えて手軽に始めたいならWixやJimdoが候補になります。
これらが特定の強みに特化しているのに対し、デザインの自由度・運用のしやすさ・マーケティング機能・日本語サポートを総合的に備えているのがLeadGridです。
「特定の一点に振り切るのではなく、制作・運用・集客をバランスよく押さえたい」という企業にとっては、LeadGridが有力な候補となるでしょう。
自社の目的と体制に照らし合わせ、優先したい軸を明確にしたうえで最適な一社を絞り込んでいきましょう。
目的・課題別のCMSの選び方

CMSは「人気だから」「無料だから」ではなく、自社の目的や課題から逆算して選ぶことが大切です。よくある4つのケース別に選び方を整理します。
デザイン性・ブランド表現を重視したい場合
ブランドの世界観をしっかり表現したい場合は、テンプレートに縛られずデザインの自由度が高いCMSを選びましょう。
WebflowやSTUDIOは表現力に強みがあり、運用や集客まで含めてバランスを取りたい場合はLeadGridが候補になります。ただし、自由度が高いCMSほど、その表現力を活かすにはデザインの専門スキルが求められます。
社内にデザイナーがいない場合は、外部のプロと組むことで初めてCMSの強みを引き出せます。
社内での更新・運用のしやすさを重視したい場合
公開後に担当者が自分で更新していきたい場合は、ノーコードで直感的に操作できるクラウド型CMSが向いています。
見たまま編集ができるLeadGridやBlueMonkeyなどは、エンジニアがいなくても運用しやすい設計です。
日々の更新負荷を下げることが、サイトを継続的に育てる鍵になります。
集客やマーケティングを強化したい場合
サイトを集客やリード獲得の起点にしたい場合は、マーケティング機能が充実したCMSを選びましょう。
ferret OneやHubSpot CMSはマーケティング機能が手厚く、LeadGridはSEOやフォーム、分析機能を備えつつデザイン性と使いやすさを両立できる点が特長です。
集客とブランド表現の両立を重視する企業は、これらを比較するとよいでしょう。
いずれの場合も、機能を使いこなすには戦略設計とコンテンツ制作を担える人材の存在も重要です。
コストをできるだけ抑えたい場合
初期コストを抑えたい場合は、無料で使えるWordPressや低価格のWixなどが候補です。
ただし、目に見える料金だけでなく、保守・運用・更新にかかる人件費まで含めたトータルコストで判断することが大切です。
安く始めても運用が回らなければ、かえってコストがかさむこともあります。
▶ デザイナー採用の全体像を短時間で把握したい方は、こちらの資料が参考になります。 3分でわかるデザイナー採用

CMS導入から運用までの流れと成功のポイント

CMSは導入して終わりではなく、運用して初めて成果につながります。導入から運用までの流れと、各フェーズで押さえるべきポイントを確認しましょう。
目的・要件を整理する(要件定義)
最初に行うべきは、サイトの目的とゴールを明確にすることです。
「何のためにサイトを作るのか」「誰に何を届けたいのか」「公開後にどう運用するのか」を整理し、必要な機能を洗い出します。この要件定義が曖昧なまま進めると、後から機能の過不足が判明し、手戻りやコスト増につながります。
制作・運用者の目線で「実際に使えるか」を意識しながら要件を固めることが成功の土台です。
制作会社・デザイナーを選定する
要件が固まったら、それを形にする制作パートナーを選びます。
CMSの構築実績やデザイン力、運用サポートの有無などを基準に選定しましょう。
とくにデザインの自由度が高いCMSを選んだ場合は、その表現力を引き出せるデザイナーの存在が成果を大きく左右します。
社内にリソースがない場合は、即戦力のフリーランスデザイナーや業務委託人材を活用することで、必要なスキルを必要なときに確保できます。
公開後に成果を出す運用体制をつくる
サイトは公開してからが本番です。コンテンツの更新、効果測定、改善のサイクルを回せる運用体制を整えましょう。
誰が更新を担当し、どのくらいの頻度で更新・改善していくのかをあらかじめ決めておくことが大切です。
運用フェーズで人手が足りなくなるケースは多く、継続的に支援してくれる外部パートナーを確保しておくと安定した運用を実現可能です。
CMSの制作・運用を外部のプロに任せるという選択肢

ここまでCMSの選び方を解説してきましたが、多くの企業が直面するのは「選んだあと、誰が作り、運用するのか」という課題です。最後に、制作・運用を外部のプロに任せる選択肢について解説します。
「社内にCMSを扱える人材がいない」という共通の悩み
CMSを導入しても、社内にデザインや制作の知見を持つ人材がいなければ、その強みを十分に活かせません。
デザインの自由度が高いCMSほど、表現力を引き出すには専門スキルが必要ですし、運用フェーズでも継続的に手を動かせる人材が求められます。採用しようにも、優秀なデザイナーの正社員採用は競争が激しく、時間もコストもかかります。
これは、Webサイトに力を入れたい多くの企業に共通する悩みです。
フリーランスデザイナーを活用する3つのメリット
こうした課題の有力な解決策が、フリーランス・業務委託デザイナーの活用です。
メリットは大きく3つあります。
1つ目は、必要なスキルを必要な期間だけ確保できる柔軟性です。サイト制作のピーク時だけ依頼する、といった使い方ができます。
2つ目は、即戦力をスピーディに確保できる点です。正社員採用に比べて立ち上がりが早く、プロジェクトをすぐに動かせます。
3つ目は、コストの最適化です。固定の人件費を抱えず、必要な分だけ依頼できるため、採用にかかる費用と運用コストを抑えられます。
クロスデザイナーなら最適な人材をスピーディに見つけられる
「クロスデザイナー」は、フリーランス・業務委託のデザイナーに特化した人材エージェントサービスです。
UI/UXデザインやWeb制作、アートディレクションなど幅広い領域で、実績豊富な即戦力デザイナーをご紹介できます。
CMSを使ったサイト制作や運用に対応できる人材も多数在籍しており、貴社の目的や体制に合わせて最適な人材をスピーディにマッチングします。
「CMSは決めたが、作って運用する人が足りない」という課題をお持ちなら、まずはお気軽にご相談ください。
▶ サービスの詳細や登録デザイナーについては、こちらの資料をご覧ください。


CMS比較に関するよくある質問(Q&A)

最後に、CMSの比較・選定でよく寄せられる質問にお答えします。
Q1.CMSは無料で導入できますか
A.WordPressやDrupalなどのオープンソース型CMSは、ソフトウェア自体を無料で利用できます。ただし、サーバー代やドメイン代、テーマ・プラグインの費用、そして保守・運用にかかる人件費は別途必要です。
一方、クラウド型CMSは月額・年額の利用料がかかりますが、サーバー管理やアップデートが不要なため、トータルで見ると運用負荷とコストを抑えられるケースもあります。
料金は「初期費用」だけでなく「運用まで含めた総額」で比較しましょう。
Q2.制作知識がなくても自社で更新・運用できますか
A.ノーコードで直感的に編集できるクラウド型CMSであれば、専門知識がなくても日々の更新は十分可能です。ただし、デザインの大幅な変更や新しい機能の追加、本格的なマーケティング施策には専門スキルが求められます。
日常の更新は社内で、専門的な制作・改善は外部のプロに任せるという役割分担が現実的でおすすめです。
Q3.既存サイトから別のCMSへ移行できますか
A.既存サイトから別のCMSへ移行することは可能です。ただし、コンテンツの移行やデザインの再構築、URLの設計、SEOへの影響など、考慮すべき点が多くあります。
移行に失敗すると検索順位の低下やアクセス減につながるおそれもあるため、実績のある制作者やデザイナーと進めることをおすすめします。
Q4.CMSの制作や運用は外注と内製のどちらがよいですか
A.どちらが良いかは、社内のリソースと求めるスピード、コストによって変わります。社内に十分なスキルと人手があれば内製が向いていますが、人材が不足している場合や立ち上げを急ぐ場合は、外部のプロに任せるほうが結果的に早く、質も担保しやすくなります。
内製と外注を組み合わせ、コア業務は社内で、専門業務は外部でと使い分けるのが効果的です。
▶ はじめて外注を検討する方は、こちらの資料が参考になります。

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まとめ|制作・運用者目線でCMSを比較し、自社に最適な一社を選ぼう
CMSは種類が豊富で、それぞれに強みと向き不向きがあります。
選定で失敗しないためには、機能の多さだけでなく「実際に作って運用する人」の目線で、デザインの自由度・更新のしやすさ・コスト・マーケティング機能・サポートの5つの軸を比較することが大切です。
デザイン性と運用のしやすさ、マーケティング機能をバランスよく備えたCMSを探しているなら、まずはLeadGridのような国産クラウド型CMSから検討するとよいでしょう。
そして忘れてはならないのが、CMSは「選んだあと、誰が作り運用するのか」が成果を左右するという点です。
社内にデザインや制作の人材が不足している場合は、即戦力のフリーランス・業務委託デザイナーを活用することで、CMSの強みを最大限に引き出せます。
「クロスデザイナー」では、貴社の目的に合った優秀なデザイナーをスピーディに紹介いたします。CMS選びとあわせて、制作・運用を担う人材の確保もぜひご検討ください。
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