デザイナーの採用コストはどのくらい? 費用を削減する方法も4つ解説! | フリーランス・業務委託採用|クロスデザイナー

デザイナーの採用コストはどのくらい? 費用を削減する方法も4つ解説!

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デザイナーを採用するためのコストはどのくらい必要なのか知りたいですよね。「新卒採用にかかる費用が気になる……」「中途採用で優秀かつ即戦力になるデザイナーを採用したいけど、採用コストが高くないか不安……」という方もいるでしょう。

そこで本記事では、デザイナー採用にかかる具体的なコストを新卒採用と中途採用でそれぞれ解説します。採用コストを削減する方法も解説するので、デザイナー採用のコスト面が気になっている人事担当者はぜひ参考にしてください。

そもそもデザイナーの採用コストとは?

採用コストとは、採用活動全般にかかるコストのことをいいます。求人広告への掲載費、人材紹介サービスを利用する際に発生する費用、社内で発生した人件費など、採用にかかったものは全て採用コストになります。中途採用における採用コストの場合は、企業規模や求めるスキルによって大きく差がつくこともあります。

なかでもデザイナーの採用コストは、採用における専門知識やスキルなどを判断するための人件費も加算されるため、一般の採用と比べると、採用コストがかさむケースもあります。

デザイナー採用コストの計算方法

デザイナーに限らず採用コストは、「外部コスト」と「内部コスト」の合算で算出されます。

それぞれどういうコストがかかるのか、費用はどれくらいなのか解説します。

外部コスト

外部コストとは、求人広告などに掲載するための広告掲載費、人材紹介を利用するための利用料など、これらの内容を制作するための人件費などを外注したときに支払いが発生する費用のことをいいます。

たとえば、大手サイト「リクナビNEXT」で掲載をする場合は、2週間掲載で13万円〜115万円程度、人材紹介「キャリオク」の場合、関東を勤務地としたクリエイティブ関連企業だと32万円程度になります。(参考:リクナビNEXTキャリオク

さらに自社サイトでの採用ページや、企業説明会などで配るパンフレットやノベルティの印刷を外注している場合、その制作費およびサーバー利用料などの経費も外部コストのひとつになります。

内部コスト

内部コストとは、社内で発生する採用費用のことです。

たとえば、採用担当者の人件費、リファラル採用で紹介を行った社員への報酬、内定者に出した交通費や引越費用などが内部コストに該当します。

またデザイナー採用の場合、実技テストを行うための実施費なども内部コストになり得ます。

内部コストは、採用までの工数や採用担当者の人数を絞ることで、コストを抑えることができます。そのため、「費用を抑えながら効率的に採用をするにはどうすれば良いか」考えていくことが重要です。

【新卒・中途】デザイナー採用コストは?

それでは具体的にデザイナー採用にかかるコストについて新卒採用・中途採用に分けて解説します。

新卒採用

デザイナーに限らず、1人あたりの新卒採用コストは、平均93.6万円というデータが出ています(参考:就職白書2020)。

新卒採用は企業のPRをしっかり行わないと人材が集まらないため、掲載資料作成やPR動画などを外注することも多いです。また、書類選考や面接の回数も多く行うこともあり、その分コストが発生します。

しかし最近は会社説明会や一次面接をオンラインにすることで、コストを抑える企業も増えています。

中途採用

昨今は特にWebデザインやアプリデザインなど、ITで活躍するデザイナーの仕事に需要があり、即戦力を求める中途採用のコストは高い傾向にあります。

中途採用の場合は、採用手段によって発生する費用が大きく異なるため、ここから先は転職サイトや人材紹介サービスなど、採用手段ごとに中途採用コストを解説します。

転職サイトに掲載する場合

転職サイトに求人広告を掲載し、応募者を待つ方法です。有名なサイトとしては、「マイナビ転職」や「エン転職」、「リクナビNEXT」などがあります。

費用を安く抑えられる点がメリットですが、必ずしも応募が集まるとは限らない点がデメリットとなります。

デザイナーが該当する職種について、2021年の求人広告費を調べると、クリエイティブで37.0万円、WEB・インターネット・ゲームで35.4万円、ITエンジニアで40.5万円となっています(参考:中途採用状況調査2022年版)。

そのため約37万円程度準備しておけば、転職サイトに求人を掲載することができるでしょう。

また大手総合転職サイトのほかに、デザイナー採用の場合は、クリエイティブ職を専門に扱う「Find Job」や「MORE WORKS」などを活用するのも有効です。

人材紹介サービスを利用する場合

中途採用でよく利用されるのが人材紹介サービスです。有名なサービスとしては、「リクルートエージェント」や「doda」、「マイナビエージェント」があります。

人材紹介サービスの場合は初期費用が無料で、実際に採用が決まった際に紹介手数料として費用が発生します。紹介手数料は「初年度年収×30〜40%」となることが多いです。

それを踏まえて、デザイナーの平均年収から紹介手数料を算出すると次のようになります。

職種紹介手数料
Webデザイナー138万円〜187万円
UIデザイナー179万円〜239万円
UXデザイナー182万円〜242万円
グラフィックデザイナー129万円〜172万円
ゲームデザイナー150万円〜200万円
プロダクトデザイナー195万円〜260万円

(年収参考:求人ボックス

上記のように、転職サイトに求人を掲載することに比べると費用が高くなってしまう点がデメリットとして挙げられます。

しかし一方で、企業が求める人材を効率よく紹介してくれるため、採用までの時間コストを削減することができる点がメリットになります。

ダイレクトリクルーティングサービスを利用する場合

ダイレクトリクルーティングサービスとは、企業がデータベースを利用して求職者に直接アプローチするサービスです。

有名なサービスとしては、「ビズリーチ」や「Wantedly」、「リクルートダイレクトスカウト」などがあります。またデザイナーやエンジニアに特化したサービスとしては、「Green」が有名です。

ダイレクトリクルーティングサービスを利用する場合、費用は「定額型」と「成功報酬型」の2種類があります。

定額型は利用料金を数ヶ月〜1年単位であらかじめ支払い、採用を進めます。この場合、採用人数が何人でも利用料金に変化はありません。そのため採用人数が多いほど、1人あたりの採用コストを抑えることができます。

定額型の場合は数ヶ月〜1年単位で利用料金を支払いますが、新卒採用の場合は年間60~150万円、中途採用の場合は年間300~400万円支払うことが多いです(参考:doda)。

一方成功報酬型は、採用が決まった段階で料金が発生します。料金は「職種年収の15%以上」が一般的です。

それを踏まえて各デザイナーのコストを計算すると下記のようになります。

職種費用
Webデザイナー68万円〜
UIデザイナー89万円〜
UXデザイナー90万円〜
グラフィックデザイナー69万円〜
ゲームデザイナー75万円〜
プロダクトデザイナー98万円〜

(年収参考:求人ボックス

定額型と成功報酬型については、採用したい人数によって使用サービスを変えたほうが良いでしょう。採用人数が5人以上など、採用予定人数が多い場合は定額型のほうが採用コストを抑えることができますし、即戦力デザイナーを1人だけ採用したい場合は、成功報酬型のほうが採用コストを抑えることができます。

デザイナーの採用コストを減らす方法4つ

これまで解説したように、新卒採用でも中途採用でも、デザイナーを採用するには数百万円のコストがかかることが一般的です。ここからは、採用コストを減らす方法を4つ紹介します。

・求めるデザイナーのスキルを明確にする
・リファラル採用を活用する
・SNSを活用する
・フリーランスに依頼する

順番に解説します。

1. 求めるデザイナーのスキルを明確にする

採用をする目的や自社の課題を見つめ、どのようなデザイナーを求めているのか明確にすることは、採用コスト削減につながります。求めるデザイナー像がぼんやりした状態で採用活動を進めてしまうと、必要以上に採用工数がかかることや、間違った手法で採用活動を進めてしまうおそれもあります。

まずはデザイナーの中でも、Webデザイナー、UI/UXデザイナー、グラフィックデザイナーなど、どのデザイナーが必要なのかを定めましょう。そのうえで、実務経験は何年以上が望ましいのか、どのようなツールを扱えると良いのか明確にしていくと、よりピンポイントでデザイナーを探せるようになります。

結果として、必要以上にスキルの高いデザイナーの採用を防げたり、使うべき採用ツールを絞れたりするため、採用コストを抑えることができます。

2. リファラル採用を活用する

リファラル採用とは、自社を理解している社員自らが人材を紹介する採用手段のことをいいます。社風や課題を理解した社員が紹介してくれることからも、採用後のミスマッチの確率も低く、入社後の定着率も高い傾向にあります。

うまく活用することができれば、転職サイトや人材紹介などの外部サービスを利用することなく、費用面での採用コストも大幅に抑えることもできます。

3. SNSや自社サイトを活用する

自社で運営しているサイトやSNSを利用し、採用コストを削減する方法もあります。

企業理念の紹介や社員のインタビュー記事、社員自らが働く環境を発信するなど、自社の魅力を発信するコンテンツを作成することで、社風に共感した人からの応募を期待できます。また自社サイトのため、採用コストも大幅に削減可能です。

さらに最近はTwitterやFacebook、Instagramなど、SNSを活用することで、採用を進めることも可能です。こちらも日頃から企業の活動を発信していくことで、理念に共感したフォロワーを獲得でき、募集した際に感度の高い人材からの応募を期待できます。

SNSの場合は利用料が基本0円のため、より採用コストを抑えた運用といえるでしょう。

4. フリーランスに依頼する

フリーランスとは、個人事業主として活動する人材のことで、主に事業主から業務委託として契約を結びます。

フリーランスは専門スキルが高く即戦力で活躍することができるため、採用から稼働までのスピードが早い点が魅力といえます。

さらにフリーランスに依頼する場合は福利厚生費や教育費などがかからず、必要に応じた業務量を発注するスタイルから、大幅なコスト削減にもなります。

デザイナーに依頼したい業務がスポットである場合や即戦力になる人を必要としている場合は、フリーランスに依頼するほうが良いでしょう。

フリーランスデザイナーへの依頼ならクロスデザイナーがおすすめ!

本記事では、デザイナーを採用するために必要なコストと、その削減方法を紹介してきました。

ご紹介した採用コストを削減する方法のなかでも、特におすすめの方法がフリーランスデザイナーへの依頼です。

福利厚生費や教育費がかからない点以外にも、即戦力で活躍できる人が多く、会社の課題を解決してくれる可能性が高い点も魅力です。

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キタムラ アイ
記事を書いた人
キタムラ アイ

フリーランスのWebデザイナー・イラストレータ。京都嵯峨芸術大学卒。過去、デザイン会社への転職活動や業務経験を経て、フリーランスデザイナーになりました。Web、グラフィックデザインなど、創ることが得意。個人でWebデザイン、旅のブログを書いています。